ゴールの見えない授業

こんにちは🌸

甲田淑恵です😊

 

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今日は、学校の話をします。

 

 

学校の授業って、あらかじめ

先生が計画書のようなものを作るって

ご存じですか?

 

 

これを「学習指導案」と言います。

 

 

その時間で身に付けさせたい

能力や目標を掲げるとともに

 

 

どんな質問を投げかけるか?や

どうやって支援していくか?など

1時間の授業の流れが書くんですね。

 

 

基本的に先生は忙しいので

毎時間毎時間は作れません。

(そんな先生見たことないです(笑))

 

 

でも、頭の中では

ねらいや流れはおさえて授業しています。

 

  

 

 

わたしも実は

かっこうの指導案を毎時間作っています。

 

 

ねらいや身に着けたいスキルなど、

これだけは外したくないな、

というような的を絞って作ります。

 

 

でも、

学校の授業のように

「ゴール」はありません。

 

 

何ページまで進もうとも

どんなものを必ず完成させようとも

まったく思っていません。

 

 

だから、かっこうの指導案の後半は

もともとガラガラに空いているか

もしくは予定と全然違う方向に進みます。

 

 

今回11月2日(土)のお祭りも

わたしの決めていたことは、正直

《お祭りをやること》くらいでした。

 

 

《社会を模擬体験すること》や

《自分たちで作り上げる力》をねらって。 

 

 

「そんなにテキトーなの?」

「それで子どもが何を学べるの?」と

疑問に思われる方もいらっしゃるでしょうね(笑)

 

 

でも、そういうのが

「子ども主体の学び」って

言うんじゃないでしょうか。

 

 

大人主導の学びから

子どもの主体の学びへの変換が

求められている今、

 

 

一番大事なことって

「ゴールの見えない授業」を

用意してあげることだと思っています。

 

 

わたしは指導者ですから

数的感覚や計画力や表現力などの

いろんな能力を高めるための補助は

めいっぱいします。

 

 

 

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でも、

伸びていくのは彼ら。

子どもたちです。

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わたしが今回のお祭りのネーミングを

 

子どもの

子どもによる

子どものためのお祭り

 

としたのには、

こんな願いがあります。

 

 

ありのままの子どもたちの姿や

本来の子どもの持てる能力に出会いに

11月2日のお祭りにお越しください!

 

 

可愛い子たちがお店番してお出迎えします💓

 

お問合せ▶ikiruchikara.kakko@gmail.com

 

~ある日の風景~

 

 

5歳の子が先日の授業終わりに

「今日はかき氷の準備をしたかった」と

わたしに話しかけてきました。

 

 

ということは

 

 

その子は能動的に

教室に足を向けていたってことに

なりますよね。

 

 

これって、

自分たちが企画したからこそ

出てきた言葉だと思うんですよ。

 

 

また、ほかのクラスでは

兄弟の用事に行くのをやめて

お祭り準備を優先した子もいました。

 

 

これも「やらされている」感がない

という証拠だな~と感じます。

 

 

そして、わたしが彼らに

「ゴール」を用意していたら

そうはならなかったとも思います。

 

 

「ゴール」がないのが

かっこうの良いところです。

 

 

今度のお祭りも

ゴールはありません。

 

 

さあ、どうなることやら(^^♪

楽しみです!

 

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11月2日10時~浜松市北区の教室に

ぜひお越しくださいませ!

 

 

ikiruchikara.kakko@gmail.com