こんにちは🌼
甲田としえです😊
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昨日に引き続き、
プロの頼り方についてお話します。
ある保護者の話です。
わたしは、家庭教師で
2ケタの子どもの面倒を
見させてもらってきました。
前からお伝えしていることですが
もう一度言います。
家庭教師で
伸びる家庭・伸びない家庭があります。
これは、もう確実に。
今回は、
わたしがお世話になった家庭での
出来事をお話します。
わたしは、教員免許を
小学校から高校まで持っています。
(しかも更新済みで全て1種!)
さらに、現場経験もあるので
親からしたら
絶対に頼れる存在であることは
間違いないと思うんですね。
ところが、
あるご家庭のある保護者さんに
こんな言葉を頂いたことがあったんです。
その言葉を受け取ったわたしは
怒りでも悲しみでもなく
どちらかというと驚きに近い感情でした。
どんな言葉をかけられたかと言うと・・・
「来月から、タダで教えてくれな~い?」
えっとー・・・
どういうことでしょうか。
(相手は、わたしより10歳年上でしたが
思わず「最近の母親は・・・」って
思ってしまいました(笑))
非常識も甚だしいですよね。
(前にも、同じ話をした気がしますけど)
例えば、ですよ。
高級和牛ステーキ屋さんがあって
毎日無料でお客さんにステーキを
ふるまっていたら、どうなりますか?
次第に、
クロックスと短パンで訪れるような
お客さんも増えるでしょうし、
お客さんの方だって
高級和牛を頂ける有難みすらなくなり
和牛ステーキがコンビニ感覚になりますよね。
店主のモチベーションはダダ下がり、
もちろん確実な大赤字で、
まもなく閉店することになりますね。
店主は多額の借金を抱え、
生活が苦しくなってしまうはずです。
さて、わたしが
何を言いたいかと言うと、
きちんと恩恵を受けているのに
その対価を支払わないというのは、
「相手の人生を何も考えていないのと同じ」
だと言うことなんです。
もっと噛み砕けば、
「あなたの人生のことなんて
わたしには関係ないの。どうでもいい。
だから、タダでよろしくお願いね」
そう言ってるのと同じなんですよ。
特に、家庭教師のような無形サービスは
そこに価値を見出せないような方が
いらっしゃることを肌で感じております。
「タダで教えてくれない?」と言った
その保護者の心理を読み解けば
「あなたの価値がわかりません」
「なにも感謝していません」
「あなたの人生はどうでもいいです」
ということになるんですね。
わたしは、そのくらいの心理を
パパっと読み取ってしまいますから
こう思ったのです。
「たとえ月に30万円もらえても
あなたの子どもには
絶対に教えてやらない」と(笑)
もちろん、この家庭のお子さん、
伸びませんでした。
それもそのはず。
わたしの価値をゼロだと
思っているんですからね。
(相手が林修先生だとしても
同じこと言うでしょうね、この親は…)
完全に間違ったプロの頼り方をした
保護者のお話でした。
ということで、
「正しいプロの頼り方~その2~」は
▶プロに対価を支払うのは当然だと考える
となります。
わたしは、
こんなふうに
よくお金の話をします。
あまりに「お金を払う」意味を
わかっていないで文句を言う人や
「無料」でどうにかしようとする人が
多すぎる事を感じているからです。
それって、子育てする上でも危険です。
これから子どもが大きくなって
お小遣いをあげたり、
使い方を考えさせたりするときに
親が説明できないということになります。
でも数年前までは、
わたしもお金の仕組みについて
よくわかっていない人の一人でした。
だから、よく
「なんでこんなに高いのよ」って
ボヤいてました(笑)
いま考えると、おそろしいです(笑)
お金の話は、まだまだ出来ますが、
今日はこのへんで。
「プロに正しく頼るとは、
きちんと対価を支払うことである」
このことは、是非忘れないでいてください。
そうすることで、そのプロを
ずっとプロでいさせてあげることが
できるようになります。
おいしいステーキ屋さんも
潰れません(笑)!!
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では、明日から
「正しいプロの頼り方~その3~」を
続けていきます。
わたしが一番訴えたいこと。
そしておそらく、
保護者のみなさんが陥りやすい部分の
お話になると思います。
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アメブロのほうも、是非読んでくださいね☆
できればまとめ読みより、
毎日コツコツの方が効果的だと思いますよ~