子どもは「天からの授かりもの」なの?

こんにちは🌼

甲田淑恵です😊

 

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前回、前々回と、子どもはとにかく

「あなたの笑顔を求めて生まれてきた」

というお話をしてきました。

 

 

 

にわかに信じがたいかもしれませんが

 

 

 

子どもはあなたに、

より幸せな残りの人生を送るための

気づきを与えるために生まれてきた。

 

 

 

そんなふうに思えてなりません。

 

 

 

それは直接あなたに「だいすき」と言ったり、

可愛らしい姿を見せてくれたりする

という意味だけではなく、

 

 

 

もっともっと深い意味で

子どもはあなたの幸せを願って生まれてくると

わたしは考えています。

 

 

 

幼い子どもからの伝わり方は

歪んでいたり分かりにくかったりします。

 

 

 

だから、親のほうは

「困らさせれている」と思うことが

ほとんどかもしれない。

 

 

 

それでも

 

 

 

ある大事なメッセージを親に贈るために

天から舞い降りてきた神の子のように

わたしには思えるのです。

 

 

 

 

たとえば、こんな親子はどうでしょうか。

 

 

 

非行を繰り返す息子。

自分の育て方を責める母親。

他人事のようにかかわる父親。

 

 

 

母は毎日「ごめんね」と言っては涙を流し、

「お母さんがこんなだから、あなたをちゃんと

育てられなかったのよ」と頭を下げていたとします。

 

 

 

よくありそうな光景じゃないですか?

 

 

 

あなたは、母親が頭を下げて

非行がおさまると思いますか?

 

 

 

わたしは、そうは思いません。

 

 

 

この息子は、

謝ってほしくて非行に走っているワケでも

困らせたくてワルしているわけでもないからです。

 

 

 

どんなときだって、

子どもは親の幸せを願って

自分の人生を振り回してまで

大事なメッセージを送ります。

 

 

この子からの

親を幸せにするメッセージって

何だか、わかりますか?

 

 

 

一見、非行息子のように見えても

心のなかでは母親の幸せを願っています。

 

 

 

 

 

どういう意味か、わかりますか?

 

 

 

 

 

はい、この息子は

自分の母親のためにちゃんと

あるメッセージを送っています。

 

 

 

そのメッセージとは

「母さん、もう謝んないでくれよ。

もっと自信もって生きていけよ!」です。

 

 

 

 

この息子は、母親に

「自信もって生きていけよ!」と伝えるために

非行に走ってくれています。

 

 

 

非行に走ってくれている、んです。

そうしないと、気付いてくれないからです。

 

 

 

子どもの問題行動が

エスカレートしているように思えるときは

何かを訴えたいときです。

 

 

 

次回、どういう意味か

もっと詳しくお話していきます。

 

 

 

「子どもが天からの授かりもの」と

言われるゆえんが

スッと心で理解できると思います。