こんにちは🌼
自分で考えて動ける子に育てる!
10歳までの【育児✕学力】コーチング
甲田としえです😊
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今日は、静岡県浜松市にある私の教室
「生きる力をつける学び舎かっこう」の
授業風景をお届けしながら
「新学力」ってなんぞや?という
お話をしていきたいと思います。
〇基本的に〈4~5歳が対象〉のクラス
~さえずりクラスでの授業~
これ、何だと思います?
これは、
子どもたちと一緒に「福笑い」を作ろうと
わたしが切って見せた最初の輪郭部分です。
わたしは
「ああーこんなになっちゃったぁ(;´Д`)」
と悲しい顔をして見せました。
すると、
「もっと頑張ってみて!」
「ちゃんとやればできる!」と子どもたち。
そこで・・・
今度は、、気合いを入れて
ガツガツやる気いっぱいで切って見せました。
そしたら、こんなギザギザな顔に。
「ああ~やっぱりだめだぁ(;´Д`)
どうしたらいいんだろう?」
すると、間髪入れずに子どもたち。
「そんな早くやるからいけないんだよ」
「もっと、ゆっくり、ゆっくり!」
私は、「そうか!ありがとう!」と言って
今度はゆーーっくり切って見せました。
「この黄色も悪いのかもしれないよね」
「ピンクの画用紙に変えてみるね!」
なんて言って。
「あれええ??
すごくゆっくりやったのに~(@_@。」
「どうしたらいいんだろう」
すると
「こうやってさ、先にさ、紙に
丸を描いておけばいいんじゃない?」
とひらめいた子が!!
「じゃあ、やってみるね!」と
下書きしてから切ってみると・・・
「できたーーーーー!!!!」
「これならいいよね!」
「下書きっていいね!」
「紙の色は関係なかったね」
「みんなも切ってみたい?」
「うん!!!!」
けっして見た目に「キレイ」な
整った作品ができることはないでしょう。
親が大人目線で
「上手に作れたね」と言える作品では
ないはずです。
ですが、考えてみれば
整った作品が好きで、見ると満足するのは
親だけではないでしょうか。
わたしは、「子どもには
自分の作ったものに愛着を感じ、
エッヘン気分に浸らせてあげたい」と思っています。
そんな思いから、私は
子どもの気持ちを尊重した指導をしています。
「顔の輪郭を画用紙で切りぬく」
この作業のなかで
わたしが指導した瞬間がありましたか?
指示も命令も決まり事もないんです。
一度も誘導するような言葉だって
言っていない。
なのに、子どもたち自身の手で
「よりよい方法」を探っていますよね。
これ、幼児のクラスですよ?
できるんです。
自分で考える、答えを探す、
そして決めるってことが。
そう!
これこそ、新しい時代の「学力」!!
今後、知識よりも知恵の時代が到来します。
どこにも答えがない世の中で
新しいモノを生み出していく能力が試される。
そんな社会で生き抜くための「学力」を、
かっこうは育てています。
かっこうでは
英語のフラッシュカードもしないし
計算が早くなることもありません。
机で勉強することも
丸や成績がつくこともありません。
それは10歳からで十分間に合います。
まだまだ世間的には
反主流派だと自覚しています。
分かりやすい点数や成績。
学校での態度や受験や学歴。
そのようなものを頼りにしている親は多いです。
ですが、これから先の世の中で
確実にそれより大事なことは
「わからないことを乗り越える力」です。
思考力やアイデア力も、そのうちの1つ。
学校では学べない「これからの学力」を
わたしは自信を持って育てています。