残念ですが、育児に「リミット」はあります

こんにちは🌼

甲田としえです😊

 

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「人生、いつからでもやり直せる」

それでこそ、

生きてる意味があるってもんだ!

 

 

あなたにも、1つや2つ

「人生やり直してきた」経験が

あるんじゃないでしょうか。

 

 

わたしにもあります。

なにせ私は20歳から

自分で自分の育て直しをしてきました。

 

 

「やり直し」以外の何物でもありません。

 

 

私は、うつ病で

「学校に行けない先生」になりました。

 

 

いまの私しか知らない人なら

とんだ冗談じゃないか?と思うでしょう。

 

 

やっぱり「人生ってやり直せる!!」

そうでなくっちゃ、

希望が持てなくなりますよねぇ。

 

 

 

 

たしかに、ちょっと前だと

「ヤンキー先生」なんていました。

文字通り、ヤンキーから先生へ。(すごい!)

 

 

小説家の松本清張は40歳まで貧困生活。

 

 

カーヴィーダンスの樫木裕美さんは

44歳からトレーナーへ転向。

 

 

化粧品ファンケル社長は中卒からの

通信高校、短大中退。

2400万円の借金返済後に43歳で起業。

 

 

 

 

こういうのを知ると

「人生ってやり直せるんだ」って

励まされませんか?

 

 

 

 

「人生やり直せる」

 

 

そう言い切りたい気持ちで

いっぱいなのですが、

実はここには半分ウソが入っています。

 

 

やり直せなくなる場合が

あるんですよ。

 

 

やり直したいと思っても

どうしたってやり直せなくなる。

 

 

この事実はショックかもしれませんが、

知ると知らないとでは

育児に雲泥の差がつくと思い、話します。

 

 

 

 

 

カギを握るのは、成長のリミット。

専門用語で「臨界期(りんかいき)」と

呼ばれるものです。

 

 

「臨界期」というのは

ある一定期間を過ぎたら

もうそれ以上伸びないリミットのこと。

 

 

例えば、

目の成長の「臨界期」は2歳です。

 

 

もしも2歳まで片目をふさいでいたら

それ以降は、いくら刺激を加えても

「モノを見える目」になることはありません。

 

 

そういったものが、

人間の脳(心理的なものも含む)や

身体のあちこちで起きているのです。

 

 

 

わかりやすい話をします。

 

 

とても有名なので

ご存知の方も多いでしょうが、

「マシュマロ実験」というのがあります。

 

 

幼児の目の前にマシュマロを置き

食べずに我慢した子、そうでない子を

追跡調査したものです。

 

 

すると、

幼児期にマシュマロを我慢できた子の

学歴や年収のほうが高かったという結果に。

 

 

幼児期までの育ちが、

その後の人生までを左右するということが

証明されたわけですね。

 

 

 

 

 

 

あなたの知らないうちに、お子さんの

「臨界期」を通り過ぎていた分野も

もしかしたらあるのかもしれません。

 

 

目の臨界期が、2歳だったように…

 

 

 

 

わたしは、やさしく見積もっても

ほとんどの人生の土台完成のリミットを

10歳までと見ています。

 

 

10歳までに

人格と学びの土台を形成しておけば

きちんとその人の魅力の花を咲かせられます。

 

 

成長のリミットは待ってくれません。

子どもにとっては、明日より今日、

今日より昨日だったのです。

 

 

だからこそ、

今すぐ動ける親の姿勢が

とても大事なのです。