こんにちは🌼
かしこく・らしく・たくましく!
人生と学びの土台をつくる
しあわせ育児とあたらしい学力のプロ
甲田淑恵(こうだとしえ)です😊
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川崎市での19人殺傷事件と
元農林水産省・事務次官の
息子刺殺事件。
「しっかり育てておけばよかった」
「社会が守れなかったことが・・・」
「防げたかもしれないのに」
メディアでは
そんな風な意見が目立っています。
ですが所詮は
遠い町の知らない誰かの話。
他人事です。
次々に新しい衝撃的なニュースや
自分自身の日常にまみれて
風化してしまう。
それでいいんでしょうか。
人間は忘れる生き物です。
他人事だと思えば尚更に。
でも、川崎の事件も事務次官の事件も
わたしは忘れてはならないと思う。
なんなら、14年前の大阪池田小の
無差別殺傷事件だってそう。
もっとさかのぼって18年前に起きた
酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)事件も。
忘れてはいけないけど
忘れてしまう。
だって所詮、
知らない町の知らない人の話だから。
本当に
それでいいんでしょうか。
川崎の小学生が狙われた事件にも
暴力息子を刺殺した事務次官の件にも
8050(八チマルゴーマル)問題が
根底にあります。
8050問題とは
・お世話する人が80歳
・お世話になる人50歳
→「さてこれからどう生きていく?」
そんな現実に直面したときに
大きなストレスを目の当たりにし
自分の限界を直視することで
様々な問題が明るみに出てくること。
嫌ですよね、そんなの。
80歳になって
まだ子どもとのしがらみを抱えてるなんて。
そこで、
あなたがそうならないために
こんな計算式を用意しました。
〔80歳ー(あなたの年齢)= 〕
わたしの場合は47です。
ですから、あと47年が猶予期間です。
そう考えると長い。
47年もある。
子育てゆっくりやればいいね。
って・・・違います!!
その47年って
絶対に苦しい47年になりますよ。
あと少しで退職だ、という時に
心配な我が子がそこにいるんですよ。
海外旅行のお土産をお隣さんから頂く時
自分は破れたTシャツを着ているんですよ。
髭の伸びたやる気のない中年男性を
髭の白くなった旦那と一緒に
面倒を見るんですよ。
それって、どんなにストレスでしょうか。
ずーっと
ずーーっと
親だから、わが子だからって
言っていたいですか?
47年も!!
そんなの嫌じゃないですか?
できれば
できるだけ短い期間で
チャチャッと子育て終わらせて
楽しい余生を過ごしたい!
「あんた、大丈夫なの?」
じゃなくて
「おい、母さん大丈夫かよ(笑)」
って言ってもらえる関係でありたい!
本音はそうではありませんか?
いつまでも
「母さん、母さん」って言われるのが
本当に気持ちいいことですか?
もしあなたが
本気で子どもの社会的な自立を望み
まさか8050問題の一部になんて
なりたくない!!
そう思うのであれば
あなたがすべきことはただ1つ。
社会人として生きていける人間に
今から育てることです。
常に、常に、
意識することはただ1つ。
「社会に出たら通用するか」
それだけで子育ては上手くいきます。