考える力をつける会話術~聞き方編~

こんにちは🌼

 

かしこく・らしく・たくましく!

少人数で子どもが主役の探究学習

3歳から学習塾「かっこう」

甲田淑恵です😊 

 

昨日に引き続き

「考える力をつける会話術」

のお話をしていきます。

 

今日は聞き方編✨

 

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こんな会話ありませんか?

 

子「ママ」

母「はいはい、あっちに行きたいのね」

子「ママ」

母「はいはい、これ持つのね」

子「ママ」

母「あ、これ?これは(何かの説明)だよ」

子「ママ」

母「わかってるよ、急ごうね」

 

こんな会話、したことありませんか?

(え?どこかおかしいところある?)

と思ったら要注意ですよ!

 

わたしは、6歳と4歳の娘がおりますが

よくやってしまう、こういう会話。

 

子どもの言いたいことなんてお見通し。

いちいちゆっくり待ってられなくて

こっちが代わりに話しちゃう。

 

その結果・・・

子どもは何にも言葉を考えずに済み

「ママ」の一言だけで

大人を動かす、ことになってしまう。

 

子どもは「ママ」しか言ってないのに

ちゃんと事が進んでいくんだから

 

子ども自身に「考える力」はつきませんね。

言葉の力も説明力も、

伝えたいという気持ちも育ちません。

 

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じゃあどうする!

 

はい

 

「考える力をつける会話術~聞き方編~」

 

 

 

どんなことに気を付ければいいのかというと

 

 

 

 

 

 

【聞くときは「わからない」フリをする】

 

 

 

 

 

 

これです。

子どもの話を聞いても

「ママは、よくわからないんだけど~」

という顔と反応をしてみてください。

 

例えば

子「ママ、それ取って~」

(ここのタンポポの綿毛のことか)

ってわかってるんだけど敢えて

わからないフリ。

母「え?それってナニ~?

  あ、この草のことか!はい、どうぞ」

子「違う!あのさ、あそこのふわふわ」

母「あぁ、ここのねこじゃらしね」

子「そうじゃなくて、丸いほう!」

 「ふーって遊ぶやつ」

・・・

とこんな感じで。

こちらがわからないフリをしたら

子どもが考えるしかなくなるでしょ。

違う言葉を生み出すしかありません。

 

ということで、これが

「考える力をつける聞き方」です。

 

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小学生、中学生・・・大人になって

そして社会で生きていくとき。

 

「自分の言葉で

 相手に伝わるように話せる」

 

そんな力のある子に育てたいですね。

 

香港の都市部のビル群の写真

※わからないフリは「ほどほど」に

お願いしますね(;^ω^)

やりすぎると泣きます(笑)