こんにちは🌼
自立のお話、10話。
昨日はうっかり8話なんて書いてましたが、9話でしたね(;・∀・)
わたしのおっちょこちょいは、死ぬまで直らないようです(笑)
ごめんなさい。
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今日は・・・
自立を急ごう、という面と
自立を急がなくていい、という面。
その両方をサラッとまとめていくことにします。
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「自立」を急げ!
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【「自立」を急いでください】
子どもはもっと自分に興味を持つべきです。
子どもが、自分自身に興味と責任を持ち、自分のしたいこと感じていることを認識すること。そんな自己認識から、自立は始まると思うのです。
大人がその子の人生をコントロールするのではなく
子どもが子ども自身の人生の主役として、ちゃんと自分を管理できなければ。
そのために、
小さいころからその子の力に合わせて
【自分のお世話は自分でする】ことを身に付けること。
そんな「自立」のベースを作っておくことで、いくつになっても人任せでない人生を歩めるようになっていきます。
大きくなってから、急にポーンと任せるのではなく、幼いうちから自由を手渡し、思いを尊重してあげることです。
小6になって、夏休みの宿題の肩代わりをしたくなければ。
中2になって、お母さんが期末テストの計画表を作りたくなければ。
高1になって、毎朝30分かけて起こしたくなければ。
今から
【「自立」を急いでください】
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「自立」を急ぐなかれ!
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【「自立」を急がないでください】
ここでの「自立」は「早く/今すぐ大人にする」とか「早く/今すぐ出来るようになる」ことを期待している、という意味合いが含まれます。
そんな意味合いで「自立」を捉えていると、本来の「自立」から遠ざかってしまうよということです。
「うさぎとかめ」で説明した通り、年齢相応にできることや、メディアの情報や他の子との比較などから、どうしても親としては焦ってしまいそうになることはあると思います。
でも、そんな親の焦りや不安を埋めるために子どもが頑張るわけではありません。
あれこれ出来るように、というよりも、できないこと・上手くいかないことに慣れさせること、自分の力不足を感じさせること、まだまだ子どもである自覚を持つこと。そんな子ども時代を味わいながら、ゆっくり成長していけばいいのではないでしょうか。
自分の力を過信してきたせいで、うまく頑張れない場合もあります。
素直に親の求めに応じようと、人生の前半で息切れしてしまう場合もあります。
「うさぎとかめ」のかめのように、右往左往しながら進むのが子ども。
のんびりのんびり見守りましょう。
【「自立」を急がないでください】
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自立を「急げ」「急ぐなかれ」・・・
これ、反対のことを言っているようで実は共通していることがあります。
実践していくうちにわかると思います。
実は同じことをしている、ということに!!!
END
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明日からは、「伸びる子の共通点」についてお話したいと思います。