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さて、今日は、しつけのお話の続きです。
【「しつけ」が「押しつけ」になっていないか?】この続きです。
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しつけとは?論
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「しつけがなっていない」と思われるのって嫌ですよね。
でも・・・
そんなつもりもないのに、
「最近の家庭力が落ちた」と答える学校の先生のパーセンテージは、年々確実に上がっているのが事実です。
そんなふうに思われたくないし、何より「ちゃんとしつけしたい」と思う方は、この先読み続けていただけると良いと思います。
「しつけ」って、何のためにあるの?という問いに【子どもの自立のため】という答え方をしてきましたが、
もっと深堀りしていくと、わけが分からなくなってきます。
日頃当たり前にやっているからこそ、よくよく考えるとわからないんです。少し読んでみてください。
・「靴をそろえて脱ぎなさい」(下駄箱に入れる)
・「パジャマはたたんでおこうね」
・「今日のうちに鉛筆を削っておくのよ」
これって、多くのお母さんが子どもに言いますよね?
でも、何のためにですか?
靴は出しっぱなしの方が、正直使いやすいですよね?
パジャマもたたんでなくても、着られます。
明日2分早起きすれば鉛筆くらいすぐに削れてしまいます。
では、どうして・・・?
子どもに聞かれたら、どう答えましょう?
余談ですが、実はわたし、これによく似た子どもからの質問に答えるのに、とても窮したことがあります。
小学校5年生を担任していたときのこと。
とっても頭の冴えている男の子がいたのですが、その子が学期末にこう聞いてきました。
「先生!なんで長い休みの前って、学校のもの全部持ち帰らないといけないの?どうせまた持ってくるじゃん。」
(・・・確かに)
(そうね、非効率的よね)
(なんでなんだろ?わたしもわかんない・・・ダメじゃん、私💦)
ってね。
こんなことがあってから、しつけについて考え続けて10年経って。
先日、やっと答えが出たんですね。
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こうやって聞かれたら、どう答えますか?
ちなみに、当時のわたしはこう答えました。
「そうやって聞くってことは、学校のものを夏休みに一切使わないってことがバレましたけど(笑)地図帳1回も見ないってこと?笑」
「あとね~、教科書も鍵盤ハーモニカも、学校で長期間保管してあげられないからだよ。蜘蛛の巣もゴキブリも気にしないなら、置いていって」って。
もうダメダメ回答!!笑
まさに「しつけ」ではなくて「おしつけ」に近い・・・
ゴメンよ、当時のYくん。
さ、もしあなたのお子さんが「なんで靴は靴箱にしまうんだ?」と聞いてきたら?あなたはどう答えますか?
(明日は「しつけ」の最終回)