しつけ④

 

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さて、今日は、しつけのお話の続きです。

 

【「しつけ」が「押しつけ」になっていないか?】この続きです。

 

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しつけとは?論

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「しつけがなっていない」と思われるのって嫌ですよね。

 

でも・・・

 

そんなつもりもないのに、

 

「最近の家庭力が落ちた」と答える学校の先生のパーセンテージは、年々確実に上がっているのが事実です。

 

そんなふうに思われたくないし、何より「ちゃんとしつけしたい」と思う方は、この先読み続けていただけると良いと思います。

 

「しつけ」って、何のためにあるの?という問いに【子どもの自立のため】という答え方をしてきましたが、

 

 

もっと深堀りしていくと、わけが分からなくなってきます。

日頃当たり前にやっているからこそ、よくよく考えるとわからないんです。少し読んでみてください。

 

・「靴をそろえて脱ぎなさい」(下駄箱に入れる)

・「パジャマはたたんでおこうね」

・「今日のうちに鉛筆を削っておくのよ」

 

これって、多くのお母さんが子どもに言いますよね?

 

でも、何のためにですか?

 

靴は出しっぱなしの方が、正直使いやすいですよね?

パジャマもたたんでなくても、着られます。

明日2分早起きすれば鉛筆くらいすぐに削れてしまいます。

 

 

では、どうして・・・?

 

 

子どもに聞かれたら、どう答えましょう?

 

 

余談ですが、実はわたし、これによく似た子どもからの質問に答えるのに、とても窮したことがあります。

小学校5年生を担任していたときのこと。

とっても頭の冴えている男の子がいたのですが、その子が学期末にこう聞いてきました。

 

「先生!なんで長い休みの前って、学校のもの全部持ち帰らないといけないの?どうせまた持ってくるじゃん。」

 

(・・・確かに)

 

(そうね、非効率的よね)

 

(なんでなんだろ?わたしもわかんない・・・ダメじゃん、私💦)

 

ってね。

 

 

 

こんなことがあってから、しつけについて考え続けて10年経って。

 

先日、やっと答えが出たんですね。

 

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こうやって聞かれたら、どう答えますか?

 

ちなみに、当時のわたしはこう答えました。

 

「そうやって聞くってことは、学校のものを夏休みに一切使わないってことがバレましたけど(笑)地図帳1回も見ないってこと?笑」

「あとね~、教科書も鍵盤ハーモニカも、学校で長期間保管してあげられないからだよ。蜘蛛の巣もゴキブリも気にしないなら、置いていって」って。

 

もうダメダメ回答!!笑

まさに「しつけ」ではなくて「おしつけ」に近い・・・

ゴメンよ、当時のYくん。

 

さ、もしあなたのお子さんが「なんで靴は靴箱にしまうんだ?」と聞いてきたら?あなたはどう答えますか?

 

(明日は「しつけ」の最終回)