親も子どもも笑顔はじける「生きる力」をつける塾・かっこう🐦
〔ことばあそび〕と〔ものづくり〕で
☆かしこく☆らしく☆たくましく育てます
元小学校教諭で2児の母!
育児と心理の資格があってベビマもできちゃう!
頼れる子育てパートナー・甲田淑恵です😊
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大げさなことはしなくていい
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失敗なんて、どこにでも落ちています。
大それた失敗ではなくていいから、小さな小さな失敗を重ねていくこと。
失敗に慣れていくということ。
そういったことが、自ずと行動力へつながっていくのではないでしょうか。
とすれば、
子ども自身の行動力を奪わないために、親ができることは明白ですね。
そうです、本人の歩む道から失敗を奪わないようにするのが、親の務めなのです。
海外に留学させたり、急に一人でどこか行かせたり、ということではなく、日々いろんな場面で落っこちている失敗があるはずです。そして、それって、親にとっては面倒なことも多いんですよね。
コップで飲ませたらこぼすからやめさせよう。
自分でちょうちょ結びさせるのは時間がかかるからやめさせよう。
そうやって入れると全部おっこちる・・・ほら貸してごらん。
こんな小さな頃から、子どもの失敗への慣れは始まっています。
可愛いから守りたくなる。
でも、いつか親元を巣立つときがくるのなら。
たくさんたくさん失敗の経験をさせておかないと逆にとてもかわいそうです。
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行動させて身の丈を知る
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いまは、良くも悪くも、子どもに何事も起きないよう、大人が先回りして止めることができるようになりました。子どもが少なくなって、目が行き届くようになってしまったから。
唯一の逃げ場がSNSなんじゃないか?というくらい、子ども全体のイタズラ心がそこに終結したようにさえ見えませんか。
自由を奪われた子どもの自由がネットの中にあるように思えませんか。
子どもが全体的に「お利口さん」にさせられている感じがしませんか。
でも、そのくせ突拍子もない莫大な損失が出るようなイタズラをしたりもするのが、今日の特徴です。
身の丈を知らないと、自分の大きさ・出来ること出来ないことがイマイチわからなくなります。すると、できるのに躊躇してしまったり、できるはずもない挑戦をして大打撃をくらったりしてしまいます。
行動力を育てるためには、失敗させるしかなく、失敗に慣れることや乗り越えた経験によって身の丈がわかり、それが次への行動エネルギーとなります。ですから、いかに子どもに行動させてあげる行動を大人ができるのか?にかかっている、とも言えるのです。
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おととい、親子で恥をかきました(笑)
長女が1人で道端でウロウロ。
意気揚々と30種類のお花を探しに出かけたのでした。
危険意識が低く楽観的な娘は、やや危ない場所で夢中でお花探しをしていて、近所のママに呼び止めてもらったようでした。何事もなくて良かったのですが。
しかも彼女、サンタさんにもらった大事な腕時計まで無くしていました。
勝手に行動させる範囲をどの程度に持って行くか、親子で学んだ一日。
腕時計を入れるのには、ポケットでは心もとないという学び。
危険な場所に行くと、近所のみんなに心配されるという発見。
「もしも」を考える大切さ。
彼女と未熟な母親(わたし)による、幾重もの失敗は、そのぶん学びを運んできてくれました。
娘は(わたしも)、今回のような失敗を通して、自分の「成長具合」と「未熟具合」をたし算しながら、身の丈を知っていくことでしょう。身の丈がわかれば、適切な目標に向かって、また思いきり行動することができます。
よかった、よかった。
【子どもに冒険させるーそれは親にとっても、勇気のいる冒険】
行動力をつけたいなら、まず自分たちの行動力をつける、という・・・
わたしがいつもいつもお伝えしている子育てのアルゴリズム(仕組み)に、結局は話が戻ってしまいます。