「親に似てる」は生まれつき?

こんばんは🌙

「生きる力をつける学び舎かっこうの甲田淑恵です😊

今日は、何人かのママに「甲田さんのエネルギーを分けてほしいよォ」と言われました(笑)

そういえば、人生でいま一番アツいかもしれません!

去年より今年、昨日より今日がアツい甲田淑恵です(笑)

 

さて

 

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「親に似てる」は生まれつき?

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容姿・脳のつくり・運動能力、これらは遺伝的要素が強いということがわかっています。今日は、そういう遺伝や環境のお話ではなく、昨日のお話の続きをしていきます。

 

昨日までに「自分に受け入れられないためにコンプレックスを持っていると、同じように子どもにコンプレックスを植え付けることになる」というお話をしてきました。斜めに見えちゃうからね。

 

ということは、です。

 

親の気付かぬうちに、子どもの考え方が親に似ていく、ということです。‘これは良し’‘あれはダメ’を親が決めるなら、子どもだってそう思うでしょう?

 

コンプレックスの意識だけでなく、あらゆる考え方や姿を見ていますから、我が子にとっては親って最も大きな影響力を持ちます。動物でも真似て学びます。似てきて当然なのですね。

 

少し余談になりますが

 

学校の先生や保育園の先生、学童クラブの先生など、親よりも一緒にいる時間が長い人からの方が、よっぽど影響を受けるのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれませんね。

これは、小学校の教員をやっていた経験からも思うことなのですが、毎日何時間過ごした人なのか?は、その子にとってさほど関係ないように思います。やっぱり家庭です。家庭の力は、その何倍も同じ時間を共有する担任の力に比べて絶大です。

 

もちろん、1年一緒に過ごすと、3月には担任に似てきます。クラスのカラーというか。自分にそっくりになってくるのを感じます(笑)それでも、親子は親子。信頼関係があるからこそ、親の子に与える影響って大きいんですよね。

 

 

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生まれつきではない

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生まれつきで生き方は決まりません。

「生まれつき親に似て根性がない」「生まれつき親に似てココ一番であきらめる」「生まれつき自己表現が下手」なんてことはありません。

 

何度も何度も親から無意識に伝わってきたことが、浸透してそのような性格になった、と考える方が適切だと思います。

 

それが親の方からは見えない。気付かない。

だから「遺伝なのかね、これは」となるわけですが。

 

違いますよ。知らないうちに、自分の姿を「先に生きる人の正解」として見せてきた積み重ねが、そうさせているだけです。

 

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裏を返せば

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だから

 

【親が変わると子が変わります】

 

親の考え方が自然に浸透していく、投影されていくのなら・・・

裏を返せば、それって

 

【親が変われば、子まで変わる】っていうことですよね?

 

子どもを変えよう、良くしよう、と考えるよりも、実は親の自分の考え方を変えてみたり我が子の前で何かアクションを起こしてしまう方が、最も最短距離で幸せをつかめる方法ではないでしょうか。