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受け入れた親子が救われる
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教育に携わる先生ならば、もうこのタイトルだけで全てを悟り、共感して下さっているのではないでしょうか。
親同士のトラブル、お友達同士のすれ違い、我が子の失態、予想だにしない出来事などなど・・・子どもを育てていれば、自分が思い描く理想とはかけ離れた問題が起きることもあるでしょう。日々、理想と違いすぎてる!って思う方もいるかもしれませんね。
この時だと思うんです。
こうした、受け入れたくない、目を背けたくなるような、信じたくもないような事態になった時に、他人の忠告や戒め、注意や心配の声に耳を傾けられるかどうか。この違いが、その後その親子へのサポート体勢や解決への道のりを大きく左右すると、わたしは断言します。
事実を事実と受け止めた親(子)だけが、助けてもらえます。
受け入れる勇気がないと、いつまでも平行線です。
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次に進むために
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「受け入れる」。この苦しみをどっぷりと味わいながらも、それでも目を見開いて立ち向かって乗り越えると、次のステージが待っています。
逆に、傷ついたふりくらいで済ませようとしたり、苦しまないように認めないようにしたりして、まるで他人事のように自分をだましだましやっていると、いつまでも次に進めないように思います。
(いろんな年齢の、いろんな場合の、いろんな葛藤や問題に遭遇したパターンで思考を重ねた結果、どうしてもこの痛みを身体じゅうで感じるプロセスが不可欠だ、という結論に至りました。)
最近わたしは志の高い方とお会いして、教育や子育てについて情報交換をするようにしています。実は昨夜も現場の先生と会食しながら、ひたすら早口でお互いの情報を交換して参りました(笑)食べたものの味なんて、覚えていません!そのくらい真剣に!
そこでとび出した話の1つに、今わたしがお話している「親の受け入れる力が低下している」というものがありました。わたしもとその先生とは4年ぶり?の再会で、住む場所も職種も違いますが、教育者としての思いは全く同じでした。
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「親が平気そうにしているんだよ。困ったように見えないの。何ていうかな、もう最初から諦めてるっていうか。だから手を差し伸べることもできないんだよね」
「わかるわかる」
「「受け入れる」って怖いんだよね」
「そうそう」
「そこ、直視しないといけないんだよね」
「そうそう」
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>>これが、一日中教育を考えている、わたしたち2人の会話です。
もし何か、あなたが本当に逃げたいような問題に直面したら、
次の言葉を思い出してみてください。
【「受け入れる」から全てが始まる】