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謙虚さを失うと
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昨日わたしは、歯科衛生士さんは歯の先生であるから、その道のプロの話にはいったん素直に耳を傾けることの大切さと、その道のプロにとっての常識は、万人(ばんにん)にとっての常識ではないから、先生の立場になるときには注意したいー
この2点でお話をしました。
心の澄んだ方であれば、きっと飲み込んでくれる話だと思っているのですが、これがどうしても上手く飲み込めない関係があります。
誰と誰でしょう?
それは、学校の先生と保護者。
なぜならば、どちらがその子を育てるプロなのかがはっきりしないからです。教育のプロが「先生」なのか?それとも何年も共に生活して育ててきた親が「先生」なのか?という問題です。
歯や植物や屋根や陶器のことなら「相手のほうが先生」と謙虚になれても、子どもを育てるということになれば話は別。あなたよりわたしの方が、この子のことをわかっています!と思いたくなって当然ですよね。
まして、結婚していない、子どもがいないとなれば尚更。「(そんな)あなたに何がわかるんですか!?」と言いたくなる気持ちもわかります。
謙虚でいられなくなるのが、保護者というもの。だから、学校にはモンスターペアレントが存在し続けます。それが悪いとか仕方ないとかの話ではなくて。「その子のプロ」が誰なのかが曖昧なために起こってしまうものだと言えるでしょう。
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どうしてモンスターになるのか
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さぁ~て!!学校の先生事情と保護者の本音を知るわたしだから出来るお話の幕開けです(笑)
今日のタイトルは「モンスターペアレント」ですが、これは学校ー保護者間に限って使われる言葉ですよね。一般的に、苦情や批判をぶつける人は「クレーマー」と呼ばれます。
では、モンスターペアレントやクレーマーが、どうして怒りをぶつけるのかわかりますか?
「イライラしているから」
「やっぱり家庭内がぎくしゃくしてるんじゃないの?」
「他に愚痴を言う相手がいないとか?」
「子どもの一生がかかわるなら当然じゃない?」
「不登校やイジメの原因がそこにあると思えば動くよね」
そうですよ、その通り。どれも、有り得る理由だと思います。
クレームを入れたり、学校に殴り込んだり、何時間にもわたって先生に電話し続けたり・・・その理由って、本当に人それぞれなんですよ。
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たった1つの共通点
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ところが、ここに、たった1つだけ、どのクレーマーにもどのモンスターペアレントにも共通の‘ある思い’が隠れています。
「どうしてそんなに怒るのかなぁ」と、考えに考えたわたしだけが知っている共通点です。
その‘ある思い’を持っている方なら、クレーマーやモンスターペアレントになる素質がある、と解釈してくださって結構です。危うくてブラックな内容の時こそ、わたしは確信を持った理論しかお話しません。とても慎重に記事を打ちます。ですので、これからお話することはどなたにも当てはまる、ほぼ間違いのない考え方である、と言っておきます。
もしも、あなたがクレーマーやモンスターペアレントになりやすい素質を持っていることに気付けば、これからグンと先生との関係を風通しの良いものにしていけるでしょう。
どうぞ、明日を楽しみに待っていてください。