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除夕の鐘に

 

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新年を目前に

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このブログを読んで下さったすべての方に、この場を借りて感謝申し上げます。我ながら、本当に「どんな日も」ブログ更新を怠らずに書き続けてきたことが誇りです。

 

子育ては毎日続くもの。

だから、毎日ブログを書く。

そう決めてから1年半、約500日ほどLINE時代も含めて子育てについての記事を書き続けてきました。

 

はじめは、自分でも、そんなに続くのだろうか?そんなに話すことなんてあるのだろうか?自分の引き出しだってそんなに無いかもしれないと思いながら始めたものです。

 

でも、書き続けることができたのは、毎日楽しみに待ってくれている読者のおかげです。あなたに感謝します。

本当に、いつも応援ありがとうございます。

 

今年は有難いことに、かっこうのファンも増え、現場の先生方からお褒めの言葉をいただいたり、悩み真っ只中にいるママたちの支えになっていたりと、自分の勉学の積み重ねが間違っていない!と強く実感した1年となりました。

 

来年は、このブログのカタチを変化させるべきだということも感じています。パッとテーマごとに読みやすくするために、今までのブログの整理もしたいですし、内容の精選やセミナーとの差別化などもより明確にしていくつもりでおります。

 

兎にも角にも、ひとりでもブログを読んで下さる方のために、今後も自己研鑽に努める所存です。来年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

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除夕(じょせき)の鐘

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夕方のニュースを見ていたら、あるお寺で日中の除夜の鐘をしているお寺があるとのこと。掛川市だったでしょうか。4年前から「鐘がうるさい」とのクレームを受けて日中に鐘撞きをするようになったのだそう。

 

たった一日の行事。

 

「なんでも思い通りになる」そんな幻想のなかで、お寺の伝統さえ覆そうとした現代人。そんな世相を映し出す風景に、何とも言えないもの悲しさを覚えました。

自由とは何なのでしょう。昭和から平成を生きてきた私たち親世代は、まだ「不自由」を知っていると思います。ペットボトルがなく、コンビニも携帯電話もなかった時代を知っています。

 

わたしたち大人が、正しい「自由」を子どもたちに伝える役目を果たしていきたいですね。社会は大人がつくるもの。社会全体が、間違った「自由」を許さないようにしたいものです。

社会とは、大人一人一人が集まってできる、大きなパズルのようなものですから。

 

お寺は、夜中に除夜の鐘を鳴らし続けて良かったと思います。

しきたりが受け入れられないのなら、動くのは個人の方です。