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遺伝?環境?
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昨日の続きです。
昨日お話したように、わたしは「子どもはもっと子ども自身のお世話をするべきで、そしてできる」という考えのもとでしつけています。先日、このことを知ったお母さんに「いいね、うらやましい」と言われたのですが、どうもそのあとの会話からわかったのは、そのお母さんのその言葉の意味は「そんな子でうらやましい」という意味でした。
つまり、しつけ=環境のおかげではなく、生まれつき=遺伝でそういう子なのだ、うちの子は無理だからうらやましい、と。そんな受け止め方をされているようでした。
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しつけは、もちろん環境
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生まれつき片付けする子なんていませんね。生まれつき、お箸を用意できる子もお味噌汁をつくれる子もいません。教えたから、そうなったのでしょ?
それを、「いいな、いいな」とうらやましがったり、「うちの子はできない子」と子どものせいにしていては。。。
わたしは、それ以上お話する意味を見出せず、口を閉ざすしかありませんでした。
努力するから才能は開花すると何日か前にお話しましたが、子育てもまた、親が努力してこそ子どもの才能を開花させるお手伝いができると思うのです。
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親の自分をしつけるのがしつけ
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こうして「しつけ」について考えていて、また発見したことがありました。それは、子どものしつけって自分のしつけだな、ということ。
自分の意識をちゃんといつもキープしておかないと、子どもに響かないですし、言動にムラが出てしまいます。そういう意味で、子どものしつけって自分のしつけでもあるなぁなんて感じました。
さて、わたしが子どもをしつける際に気をつけていることを3つ挙げます。
➀1発目にハッキリした態度を取ること。
➁できるだけ同じシチュエーションでは同じ態度を取ること。
➂子ども自身にやれる・やりたいという気持ちを引き出すこと。
この3つです。
つづく