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「生きる力」をつけたい

 

畑に指示通り蒔いた種。

計算して、考えて、一生懸命コツコツ蒔いた。

 

それで、1週間後にやってきた畑の管理人に「反対だぞ!」と注意されたら・・・

 

そんなシチュエーションです。

 

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教科書には載っていない

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「かっこう」の指導理念は「かしこくて 人に好かれて 役に立つ子を育てる」こと。人に好かれて生きていくーそんなことを教える塾があるでしょうか?そして、人に好かれるテクニックを勉強している先生がいるでしょうか?

そんなのにはテクニックはない、とお思いのあなた・・・あるんですよ。ちゃ~んと、人に好かれるには理由があります。心理や脳のはたらきを勉強しているわたしだから、言えることです。

 

教科書には載っていません。

学校の先生も、教えないと思います。(文部科学省から「人に好かれるように育てるための通達」は出されていないから。)

 

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「でもね・・・」に続く言葉

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種の間違いを指摘されたら?「やりなおす」と子どもは言いました。そうですね、1週間出荷が遅れてもいいのならやり直しもいいですね。でも、一番先に「まず」やるべきは「ごめんなさい」と謝ること。

指示通りに動いた。頑張った。それなのに注意された。でも謝る。これが、実生活にリアルに「生きる力」になると思うのです。

 

子どもに言わせました。「ごめんなさい」と。実演です。

でも、それだけでは足りません。付け足しておいた方がいい言葉があります。なんでしょうか?

 

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「なんとかします」

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なんとかできる自信がなくても「なんとかします」と言っておこう。やる気は見えるから!そして、素直さや前向きさが、きっといい印象を与えるから!

「ごめんなさい、なんとかします」って言われたら、それ以上怒る人はあんまりいない気がします。(たまにいますけど(笑))どうして逆にしたのかは、やり終えてから伝えてもいいことです。「実は・・・」ってね。

 

「ごめんなさい」って、勇気のいることですよね?まして、指示通り動いたのに!って言いたくなる、このシチュエーション(笑)

 

でも、世の中こんなことだらけじゃないですか?火のないところにも煙は立つし、濡れ衣を着せられるし、勘違いされる。

そういう理不尽で納得いかない事柄を、どこまで飲み込めるかということも、社会を生き抜く強さになると思うんです。

 

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かっこうを卒業していく子には

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➀自分のやりたい目標(夢)がある子

➁そのための学び方がわかって実行できる子

➂今すぐ社会に出ても何とかなりそうな子

こうなったら、わたしは自信をもって「かっこう」を卒業させられます。毎回、そのための指導をしています。

 

芯のない子、すぐよろけてしまいそうな子にしない。しかも、それをめちゃくちゃ面白くやる!それが「かっこう」の指導方針なのです。