とことん、つぶやきます(笑)
今日は、我が家のお話を。
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「元先生だから」
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よく言われます。「元先生だったから、いいよねー」って。いや今もめちゃめちゃ熱い先生しているんですけどね(笑)って思いつつ~、、、「先生だったら」子どものことをすべて何でも分かっていいよね、不安や悩みなんてないでしょう?という感じなのかな、と解釈しております。
そりゃー勉強していますし(それが仕事)、経験もある自負はありますが、人が人を全部わかるなんてこと自体、不可能。・・だとわたしは思っています。
だ か ら
「元先生だからわかります」なんて一度も思ったことはなく、逆に「わからない」から考える、推測する、気持ちを汲む、想像する、に近い感覚で子どもを見ています。
ただ、不安や悩みは正直あまりありません。自分の親としての「課題」だと思っているだけだからです。課題が見つかれば、乗り越えればいい。その材料になるのが、知識や経験。だから、親は学び続ける必要があるのだと、わたしは考えます。
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長女の立て直し
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数日前から、長女の子育てでかなり力を入れて立て直していることがあります。ここで公にするのは本人がかわいそうなので避けますが、「そのままだと、年長者に可愛がられないからやめてください」というメッセージのもと、彼女にそんな行動が見られたときは逐一注意している毎日です。
最近思うのですが、本当に幼児期や小学校低学年くらいまでって、わからないんですよ。何が?って言うと、その子の行動を評価するのがとても難しいってことです。
今日は長女の話をしているので、長女の例を挙げてみます。長女は、お手紙の宛先によって変える1文字があります。「〇〇さんへ」の「へ」です。大人なら「へ」と書くし、小さい子へは「え」と書くことにしているらしいです。
最初、間違えてると思っていたのですが、読む人が「へ」を書かれていたら困るなら「え」にしておいた方が親切だ、と考えたみたいなんですね。
でも、これを学校の国語のテストでやったら✕でしょう?「子ぎつねさんに手紙を書こう」なんて設問に「子ぎつねさんえ」って書いちゃうわけですよ、優しさ全開で(笑)
わからないんです。ひとつひとつに、子どもなりの理由があるから、何とも言えないんです。だからとにかく、その子をよく知ること、観察すること、それしかないと思うのですが。
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完全にアウト
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気になってはいました。長女の、そのポイントについて、観察を繰り返してきました。情報集め、と言ってもいいかもしれない。そして、ある日
「うん、完全にアウトだ、この子のここは完全におかしい」
と思う日が来たのです。
今、それでお友達をトラブルを起こすこともないし、大人に迷惑をかけている様子もありません。でも、これから生きていく上で「損をする」と思ったのです。
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親の盲点が子どもの弱点になる
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親が気にしていないこと、気付いていないポイントやルール。どなたにもあると思います。完璧な人間なんていないから。子どもは、その親の盲点となっている部分を十分に育ててもらっていないということになりますから、それが子どもの弱点、になってしまうわけですよ。かわいそうに(笑)
今回の、長女に関してもそうでした。自分が反省しました。ああ、きっとわたしの意識が低い部分だったのだろうな、と。
小さいうちのシフトチェンジは、本人にとっても親にとっても一番ラク。親子で頑張っています!「元先生」で「いまも先生」だけどね(笑)
明日は、次女の子育ての失敗をつぶやきます。