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意欲がBなら

 

成績の話をします。

これは、わたしの個人的な見解ですが、教育の携わる先生ならば必ず頷いてくれる意見ではないかと思って書きます。

 

つぶやき第4弾!!!!

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意欲がBなら

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学校の成績というのは、文部科学省で定められた学習指導要領の目標をどれだけ達成したのか?という絶対評価で決められます。

各教科によって、【意欲】【知識・理解】【思考】【表現】などの観点で評価されます。

 

あなたが先生なら、この中で一番伸ばしやすい観点って何だと思いますか?また、逆に、これを伸ばすって難しいなと思うのはどれでしょう?

 

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当たり前だけど見落としてしまう

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思うに、【意欲】がAで、他の項目がBということは有り得ても、【意欲】がBやCなのに他が抜群にいい、というのは有り得ないように思います。

やる気があってもオリンピックに出られないことはあるけれど、やる気がないのにオリンピックで金メダルを取れる人がいないのと同じように。

 

だから、今どうしてその子が学習に意欲を持てないのか?に目を向けてこそ、結果として人生の金メダルに向かっていくと思うのです。

 

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学びの意欲はいつ育つか

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「勉強かぁ~小学校から考えよう」では、既に遅いというのをご存知でしょうか?幼児教育に敏感な方は、もう知っているでしょう?脳は、3才で80%決まると言われていることを。

難しい知育教材を毎日やらせることでも早期教育をスパルタで受けさせることでもなくて、日常の小さな発見・疑問・ワクワク感をちゃんと大事に共有することで、身に付けること。そんな姿勢を親が忘れて、入学から子どもだけに求めるから急に「お勉強が嫌い」になっちゃうんだろうなって思います。

 

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わたしがよく受ける質問

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「長女ちゃんに、どうやってひらがな教えてる?」

「なにやってる?」

「もうひらがなもカタカナも書ける?」

 

よく受ける質問です。

教えていません。勝手に書きます。彼女は文字が好きだから。ただ、やってもやらなくてもいいという前提のもと、ひらがなや知育の問題集は置いてあります。でも、やっているのかどうかさえ、わたしは知りません(笑)

次女の分も置いてあります。「お勉強しよ❤」と机で鉛筆握ってやってます。「お勉強しよう」と誘ったことはありません。

 

今できることを増やそうと焦って「嫌い」とインプットされてしまうことを、わたしは一番恐れています。「嫌い」と思ってから「好き」に戻すって、本当に至難の業だと思いませんか?

 

だから、そんなに焦らなくて大丈夫。

一時期、早期教育がさかんに叫ばれた時代があって、IQいくつだとか速読少女だとかって、メディアででましたよね?

 

でも、思い出してください。

一番大事なことを。

「考えるっておもしろい」「やってみたい」・・・そう、【意欲】です。【意欲】がしぼんでしまったら、それを取り戻す方が何倍も大変ですよ。

 

だから、焦らなくて大丈夫!

 

 

わたしは、我が子の学校の成績に対しては、意欲がAで他がCでもいいかと思っているくらいですよ(笑)