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第3者の目

 

つぶやき第3弾!!!

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第3者の目

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親として、忘れないようにしようと思っていることがあります。いくら、わたしが子育てのアドバイザーやカウンセラーとして、また教育のプロとしてお仕事させていただくとしても「第3者の声はできるだけ信じよう」と。

 

これは、教員経験時代に思ったことが根っこにあります。

それは、学校で見せる子どもの顔と家庭での顔とのギャップが、どの子も必ずあると感じたから。

 

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親は子どもを信じてはいけない

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子どもが答える「学校(家庭外)での話」は、半分信じて半分信じてはいけません。・・・と、わたしは思っています。

教員時代、こういうことがありました。「先生は、うちの子を嫌っているんですか?」と、教育相談で言われたのです。毎日必ず休み時間に遊んだりおしゃべりしたりする可愛い子でした。まったく、予想だにしない親御さんからの言葉に目が点になったのを覚えています。

 

お母さんに伝えられた、彼女から伝えられた「学校・先生のお話」は、ありもしない話ばかりでした。。。

 

わたしは思ったのです。

子どもを信じてはいけない。学校で話す家庭の話も、家庭で話す学校の話も。

 

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一番信じられるのは、信用できる第3者の目

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だから、子どもの話を半分信じないというスタイルを貫きます。その代わり、その話をして伝えたい本人の訴えを読み取ります。もちろん、子どもには悟られないように、すべて信じてます!という顔で聞きますが。でも、時には「見てないから、お母さんは何とも言えない。あなたが悪かったのかもしれない。」と突っぱねることもありますよ。

 

ドライで冷たいとお感じになる方もいるかもしれませんね、でも、そうすることで、親としてちょっと冷静になれるというメリットもあるのです。

 

一番信じられるのは、自分の利益を考えていない信用のおける第3者の目です。もし持論の強すぎる先生だったら、ただ出来事だけを伝えてもらう役目を果たしてもらうだけでも、その存在は大きいと思います。

 

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素直に聞き入れる

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「親なんだから一番わかっている」という自信はもちろん必要ですが、それでも100%を知ることはできないのだと素直に思っていると、第3者の指摘も励ましも、飲み込みやすいと思います。

 

特に、望ましくない行動を告げられたときに、今日の記事を思い出してください。「そんなはずはない!!」ではなくて「そういうこともあるのね」と耳を傾ける勇気が、親ー保護者間、保護者ー保護者間での風通しのいい関係を築くヒントになると思います。