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反抗期の無さと生きにくさ

 

何らかの理由で子どもが親に反抗できなかった場合、その子にどんな困難が待っているのか?

 

これに対するわたしの答えが、実は昨日のブログに既に出ています。何だと思いますか?

 

反抗期を経験しなかったことによる困難。それは・・・

自分が何だかわからないまま大人になることになる、ということです。

 

ここで、ハッと気づいた方がいらっしゃるかもしれません

親が、自分のことがよくわからないと、確固たる壁になりきれないから子どもは反抗しづらい。⇒すると、子どもは反抗期を経験することなく思春期を終えることになる。⇒となれば、その子どもまで自分のことはよくわからない大人になっていく。⇒その子が親になったとき、その子の子どもは・・・???

 

はい、これが、親から子へのひとつの連鎖です。

 

この「反抗期がなくて」という親子が増えているように感じられます。最近よくある、友達同士のような関係でーす!といったような、親と子の増加。「なんだかわからない親」と「なんだかわからない子」。

 

今日は、とても厳しい言い方をしているかもしれません。でも、聞いてください。なぜかというと、自分を知らないことで、その人自身にいろんな生きにくさ・困難が待ち受けているばかりか、周りとの関係を壊すほどのデメリットがあると思っているからです。わたしは、そんな風に生きていくのはつらいだろうと思う。だから、全ての子どものために厳しい言い方をします。

 

では、自分のことがわからないことが、どうしてそんなに「生きづらさ」「困難」「デメリット」となるのか?

明日、またお話を進めていきます。

 

つづく