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反抗期は子育ての歴史を物語る

 

あなたには、反抗期がありましたか?

また、子どもの反抗期をどう受け止めるつもりでいますか?

 

反抗期については、サラッと流すテーマではありません。

反抗期がその親子関係を物語ると言ってもいいほど、何年かその子を育てた歴史がそこに表れるのだと見ています。

 

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このブログでは、親が自立しましょう、というテーマでお話を進めていた時期がありました。そこでもお話したことですが、自分を知り・自分を持ち・自立した人には、ある特徴があります。

それは「わからない」を使わない(「わからない」がない)ことです。フランス語がわからない、とか、この島の名前がわからない、といった知識の問題ではありません。意見がない、ということがないのです

どんなことに対しても意見がある。それは、1つの幹に従って判断できるからです。いわば、自分の中の法律です。

 

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少し寄り道します。

かっこうでは「わからない」はアウトです。「知らない」という意味の「わからない」は何でも受付けますが、気持ちを問うたときに子どもが「わからない」と答えたら、わたしはすかさず「わからないなんてことはない」と言い、考えさせます。意識を自分自身の内面に向き合わせるようにするためです。そして「生きる力」をつけ、自立へ向かわせるためです。

 

子どもだって、ちゃんと「自分を知る」という経験を積まなければならない。そう考えています。

いわゆる「やさしい」と言われる先生は、「えー、そうなの?わからないの?うふふ(笑)じゃあ、青い紙にしてみる~?」なんて言って、あたかも子どもの味方みたいな物言いをしますが、わたしは一切しません(笑)子どもを子ども扱いせず、ちゃんと一人で生き抜くための指導を徹底しています。

 

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さて、話を反抗期に戻します。

 

「わたしね、反抗期がなかったの」

「うちの旦那、反抗期がなかったらしい」

「反抗期って、どういうものか、自分がよくわからないんだよ」

「うちの子、反抗期なかったから楽だったよ」

そんな声を、本当によく聞くようになりました。

 

何らかの理由で、子どもが親に反抗できなかった場合、その子どもに、どんな困難が待っていると思いますか?

 

わたしは、その困難を知っています。

明日、とてもシンプルに考えを述べたいと思っています。

ちょっと考えてみてください。

 

つづく