11月、ここで「言うことを聞かない子への対処法」として5項目を挙げました。「やってるやってる!」でしょうか?それとも「あ、そうだった・・・」でしょうか?
誤解を招く危険性も感じながら話しますが、わたしのブログは「正解」ではありません。「わたしは、こうしています」というだけです。
ただ、違うのは、わたしに教員経験があり、現在もかっこうの先生をしていること、また20年以上教育と子育てに関心と情熱を傾けてきたことによる色んなストックが豊富だ、ということです。
発達障害・不登校・イジメ・脳のしくみ・外国語習得・睡眠と発達・食育などなど、1つのトピックについて一生をかけている方からすれば、十分ではない説明や過不足ももちろんあるだろうと自覚しています。
また、すべての親は教育者なのであって、これはこうするのが一番よい、という100%あてはまるものは存在しないのかもしれません。
というくらいの柔軟な認識を忘れないように気をつけながら、わたしは毎日のブログを打っています。頭が凝り固まり、一つの考えに縛られた分だけ、人は老いていくと思うのでね。
というと、じゃあこのブログは一体なんなんだ?という話になってくると思いますが、あなたがこのブログを読む価値は2つあります。
1つ目は、子育てと教育の経験の多い人の意見として読んでみることができる、ということ。わたしは、どんなことも教育と子育てに繋げながら生活しています。(もう病気のように!笑)虫や音楽、石や歯医者さんの姿から、今日の教育や子育てを取り巻く社会について思いを巡らします。そういうわたしの意見を聞くことができるのは、おもしろいのではないか?というのが1つです。
2つ目は、自分を知るための道具になる、ということ。日本を知るためには外国から見てみないとよくわかりません。それと同じように、自分を客観的に見て、自分自身で眺めるという作業ができるようになると思います。
大事なのは、この2つ目です。
自分自身をよくわかるようになること。
自分が、どうやって育てているのか、よくわからないのか、気にもしてなかったのか、ということに気付けるようになることが、このブログを読むメリットではないかと思うんです。
自分を知る。
いまはピンと来ていないのかもしれないですが、子育ての問題には、この「親が自分を知れていない」ために起きているものも少なくありません。
つづく