いつもかっこうブログをお読み下さりありがとうございます。
昨日、かっこうで発表会を開きました。
かっこう史上初の記念すべき発表会!ステキ!ステキ!!
おもに1~3年生を対象とする
「はばたきクラス」の発表は・・・
【即興劇】
子どもは、わたしの言葉に合わせて想像力をはたらかせて動きます。練習はしません。即興です!その場で動きます。
例えば、穴に落っこちた!星のかけらを拾ったらイチゴになった!てくてく歩く・とぼとぼ歩く・しくしく泣く・ぱちゃぱちゃ洗うなど、オノマトペ(擬音語・擬態語)や動詞・形容詞などを組み合わせて、ストーリーをすすめます。
子どもの動きを見ながら、こちらも即興で言葉を生み出していきます。昨日は、子どもの意見で、チーターになりたいというので、お話の始まりはチーター。途中、チーターの模様がぜんぶ落っこちたり、魔女に動けなくなる魔法をかけられたりするお話が出来上がりました。
昨日の発表、最高でした!
かっこうでは、‘想像力’と‘表現力’を高める時間をとっています。その成果と子ども持つ個性が輝いて、即興劇がバシッと決まりました!
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おもに4~6年生を対象とする
「おおぞらクラス」の発表は・・・
【30年後のまちの模型作り】
10回かけてすすめてきた課題がこちら。
「30年後のまちのリーダーになりました。そのまちの模型をつくりましょう」・・・とても難しい課題でした。この模型は、途中作り始めたものの、うまく進みませんでした。発表までの指導日が残り3回ほどになったある日、まだ方向性が定まらなかったので、わたしはこう声をかけました。
「図工のように空想のまちをつくる、それでは課題に沿っていないよね?」と。「もう一度、ちゃんと課題を読んでみて。課題っていうのは、やってほしいことを全て書いてある、それを求められているなら、どの言葉も抜かして読んじゃだめなんだよ」
ー模型を作っているようで、何を学んだのか、というと・・・「問題文をよく読む」ということ。身に付けている力は、読解力です。
よく先生や大人は「問題をよく読んで答えなさい」と教えます。そのことを、失敗を通して、実感として掴んでくれたのではないかと思います。これが、かっこうのやり方です。
結局、模型は完成しないまま、完成に至らなかった経緯を発表することになりました。「それでいいんだよ」とわたしは言いました。「あのね、うまくいくか・いかないか、じゃなくて、もっと大切なのは、そこで何を学んだのか?だからね」と。「いっぱい失敗したじゃん、それでいいじゃん」って。
チャレンジする力・自分の力で何とかしようとする力・どうにかしようと試みる力・人前で失敗を露わにできた経験、すべてがこれからの「生きる力」になるでしょう。
がんばったね!!
ーこのほかに、2クラスとも「詩」を読みました。とってもよかったです。また、どんなことを目指しているか話せたらいいなぁ~
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さぁーーーて、お母さんたちの発表は・・・
パッと詩を見せて「はい、5分後、これを発表してください」と(笑)
かっこうの子どもたちにも、時間感覚や時間内に間に合わせる、というスキルをつけることはずーっと意識させ続けています。また、初めてのことにも「えええ~?!」と言わないで、やってみようという姿勢を見せることを教えています。それから「初めてだからできない、じゃなくて、出来るかわからないから、やってみるんだよ!」と伝えています。
お母さん方、あらためて、どうだったでしょうか。
初めてのことに向かう姿は、我が子にどう映ったでしょうか。
わたしの目的は「子どもへのダメ出しも指摘も簡単だけど、それほど簡単なことじゃないな」と実感してもらうことでした。このことを、頭ではなくて心で納得している親とそうでない親では、かならず声のかけ方がかわってくると思っています。
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生きる力をつける学び舎かっこう のやっていることって本当に説明しにくいなぁと、我ながら思いますが、それでも最近感じているのは
・勉強はしないけど、よく考える癖と自信がつくんだね~
・ソフトスキルに特化しているトコだな~
・やっぱり「生きる力」になっていくよね~
そんなことです。
やっぱり、かっこう、良いと思う!笑
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☆より詳しく知りたい!という方は、他のページを読んでみてほしいと思います。(ホーム画面やここだけの話、プロフィールなど)
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☆各クラス10名程度の少人数制なので、定員に達し次第いったん募集を締め切らせてもらうこともあります。
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明日からのお話は「伝える」について。
子育てにも、これからの子どもたちのスキルとしても「伝える」って大事だと思いませんか?
今日よりは、軽めの文量で書きますのでご安心を(笑)