今日は、言うことを聞かない子が言うことを聞くようになる方法について、いよいよ具体的なお話をしていきます。
わたしがお願いしたことを実践してくださる方には、ものすごく納得がいくお話になろうかと思います。
あなたは、ご自身の子どもに対する声を聞いてみて、どうでしたか?
こんなふうに感じたお母さん、試す価値アリです!!
☑小さなことから大きなことまで、いつも注意している。
☑だいたい同じトーン(声の大きさや強さ)で注意する。
☑叱るときの呼び方が「〇〇ちゃん」や「〇〇くん」のままである。
☑本当に叱りたいことが何なのか、自分であまり意識したことがない。
☑できるだけいい子でいてほしくて、言うことをきかせようとしている。
☑子どもに「ダメ」「えー?」「無理」など、禁止する言葉を多く使う。
では、具体的な方法を教えます。
嘘だと思ったらやらなくていいですが、わたしは嘘を書いているつもりはありません。
●注意しそうになったら5秒心でカウントする。
●叱るときは、例外なく鬼の形相で呼び捨てで叱る。
●いい子でいてほしいと思わないようにする。
●子どもの要求に、すべて「イエス」の姿勢で答える。
●問題が起きたら、子どもにその理由を淡々と聞く。
次にお子さんの顔を見るその瞬間から、上にある●項目を頭に入れてかかわるようにしてください。忘れそうな方は、5項目を今すぐメモして、ポケットに入れておくなど、工夫してみてくださいね。本気でやれば、遅くても1週間で成果が出ます。
明日からは、上記5項目について、順に詳しく説明していきます。
どれもこれも、すぐにはうまくいかないことかもしれません。
あなたの子育てのクセだったのだから仕方ありません。だからと言って、過去の自分を責める必要もまったくなく、ただただ、5項目通りに実践してみてお子さんの変化を感じ、ご自身の心の余裕を取り戻してほしいと思います。
つづく