おとといでしたか、わたしは平均の家事時間より
かなり短い時間でしか家事をしていないし
だからと言って、それについて罪悪感もない
ーという、わたしの家事観を述べました。
昨日のイベントでは、
未就園児から小学校6年生までの子どもたちが
合計11名我が家に上がって遊ぶ時間が
たくさんあったのですが
「汚いから大丈夫だよ」とか
「2階、めっちゃ汚い」
「ねえ、蜘蛛の巣ある!」
「テレビの裏、汚れてるよ」など
昔のドラマに出てくるお姑さんが指摘するような
コメントを、バシバシ言われました。
そうそう!前夜はピザ生地を作り終えてから
セミナーや授業の準備をしていたので
キッチンは小麦粉だらけのまま迎えたんですよ(笑)
だって、小麦粉が飛び散っているのを片付けるよりも
次の日の子どもの授業案を練り直すほうが
大切ですから、必然的に小麦粉は
後回しになったのです(笑)
そんなこんなで、いつもよりさらに汚い我が家に
お客さまを招き入れるという。
(お客さま、ごめんなさい)
それで、子どもたちから
「汚い!汚い!」
のバッシングを受けてしまったのですが
そんな子どもたち(や、そばにいる親御さん)の
姿を見せてもらって
思ったことが大きく2つありました。
1つは、
世の母親は、家事をちゃんとしなければいけないと
とても強く思いながら家事できない自分と闘っている
ということ。
それからもう1つは、
子どもたちが、
「汚い」と伝えようとしている姿から見えた心。
***
今日は、お母さんたちへ。
自分の幸せを犠牲にしてまで
家をととのえなくてもいいんじゃないでしょうか?
もちろん、わたしも
モデルルームのようなホコリ1つない家が理想です。
でも、雑誌やメディアに出てくるようなお宅は
そのことを最優先にした生活を送る方のお宅でしょ。
モデルさんがスタイルがいいのが当たり前なのと
同じように(だって、それが仕事だから)、
綺麗にしてオシャレにしていることを
一番大事にしている方なんです。
それは、限られた人がやればいいのであって、
その方が家事にかける時間のせいで
できていないことだってあるはずです。
だから、正々堂々と
家事できていない自分を認めてあげてほしいと
思います。
家事よりも、もっと大事に思う何かを
ただしく選択して生活しているのかもしれません。
家事を大切に思う方には、わたしの意見は、
ただの言い訳にしか聞こえないでしょう。
でも、現代のお母さんは核家族の中で共働きで
睡眠時間を削って頑張っています。
言い訳なのでしょうか?
家事できなくて責めれられるってなんなのでしょう?
「家事できない」って、
れっきとした理由だとわたしは考えています。
毎日がんばるお母さんへ、ある詩を届けます。
(子育て支援センターなどでも掲示されているのを
わたしは見たことがあります)
今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
つけといたオムツは
だんだんくさくなってきた
昨日こぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスは汚れすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだと思う
人に見られたら
なんて言われるか
ひどいねえ、とか
だらしない、とか
今日一日、何してたの?とか
わたしは、
この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、
この子が泣きやむまで、ずっと抱っこしていた
わたしは、
この子とかくれんぼした
わたしは、
この子のためにおもちゃを鳴らした、それは
きゅうっと鳴った
わたしは、
ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、
この子に、していいこととわるいことを教えた
ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、
たぶん、それはほんと
でもこう考えればいいんじゃない?
今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪の毛のふわふわな、
この子のために
すごく大切なことをしていたんだって
そしてもし、そっちのほうがほんとなら
わたしはちゃーんとやったわけだ