今年の秋は、なんだかスッキリしない空模様で
パラパラと小雨のちらつく日がありましたよね。
今日のような、秋らしい空が気持ちいいです。
さて、
わたしは今月、そんな空模様のもと
幼稚園に通う娘のお迎えのときに
傘を持っていく機会が多かったのですが
親として、非常に切なく思う出来事が
あったので聞いてください。
このブログの読者さんには
是非いっしょに考えてもらいたいテーマです。
もし、大きなお子さんをお持ちの方であれば尚更
今日のブログは価値があると思います。
***
小さな子って、傘をさすのが好きな子けっこう
多いと思いませんか?
長靴をやたらと履く時期もありますよね?笑
でね、
その日は雨が降りそうで降らない日だったんですが
我が家の子たちは傘をさしたくて
自然にさしていたんです。
雨は降ってませんし、他にだれもさしていません。
そうしたら
「ねえ、いけないんだよ!!」ととがめる子
「なんで傘さしてるの?」と不思議がる子
「みんなさしてないから駄目だよ」と注意する子
「ずるい」と口をとんがらせる子がゾロゾロ現れた!
これには驚きました。
りゅうちぇるさんや
きゃりーぱみゅぱみゅさんのような
ありのままの自分をとことん出していることが
認められる時代に
まだ、
個人の意思を認めようとしない文化が
根強く残っているんですね。
「みんなと合わせないと怒られる」本当の意味や
「自分勝手と個性尊重」のごちゃまぜによって
まわりの大人が
どっちつかずの対応をしてきたせいだろうと
容易に察しがつきます。
子どもが、自由に自分の気持ち通りに動くことを
むやみに止めてしまっているのだろうと思います。
傘、させばいいじゃないですか!笑
だってさしたいんでしょう?
傘って、ちょっとウキウキするもんね。
我が子ちゃんたちは、大勢あつまる横断歩道では
ちゃ~んと傘を閉じてました。
お友達にぶつかっちゃいけないって
思ったんでしょうね。
そして、広くて友達がいなくなった道では、
また傘を開いていました(笑)
つまり、何が言いたいのかというと
(うちの子えらいでしょ、ってことじゃなくて)
6才と4才のこの幼児2人は
ひとつも他人に迷惑のかかることは
していないのです。
なのに、止める子がいるということは
その子がいつも誰かに
止められている、ということ!
好きな傘をさして怒られる、止められるなんて
そんなケチなことしなくっていいじゃない!と
わたしが子ども側に立って大人を叱ってやりたい
気分でした(笑)
・・・と、なぜこれを記事にしたかというと
「あ、こうやってイジメにつながっていくのね」って
感じたからです。
「こういうことがイジメにつながるんだよォ!」と。
イジメと傘、関係ないように思えるでしょう?
いえいえ、イジメの根っこは
こうした幼少期から始まっているんです。
イジメに遭いたくないなら
ぜひ明日も読んでください。
つづく