· 

不安との戦い方・4

忙しい毎日のなかで、いつも私のブログを読んで下さり

本当にありがとうございます!

 

読んでも、いまいちピンと来ない・・・という方こそ

読んで意味がある方です。

ぜひ、続けてください。

          

           ***

さてさて、

昨日のAグループ・Bグループの違い。

何だと思いましたか?

 

 

ズバッと言ってしまいます。

 

どちらかが

「周りと比較したことによる不安」

 

もう一方が

「その子の将来を思ったことによる不安」

です。

 

どちらがどちらか、わかりますか?

 

 

【Aグループ】

・男の子なのに、おままごとが好きなんです。大丈夫?

・来年小学校に入るというのに、ひらがなも書けない。

・周りの年中さんは元気に挨拶できるのに、うちの子は挨拶しようとしない。

・晴れてたら傘ささないよって言っても、どうしても傘をさそうとして聞きません!本当にワガママ。

・なんとなく、みんなの輪から浮いている。

・もっとしっかりした字書けないと、将来困るんじゃ?

・みんな習い事してるみたいだけど、した方がいいの?

 

【Bグループ】

・お小遣いをすぐ使ってしまう癖。このままでいいの?

・中3男子なんだけど、未だにわたしとお風呂に入る。

・粘り強く頑張りきることができない、これって個性?

・友達とうまく人間関係が作れてないみたい。

・自信がないのか、どんなことにも臆病で。

・汚い言葉遣いやケンカばかり。どうしたらいいの?

・学校に行きたがらない。

・大きくなったのに、ちょっとした理由で泣く。

 

 

Aグループの不安は、周りと比較しています。

あなたの思う‘標準レベル’に達さない我が子を

心配しているんですね。

 

問題なのは、こっちの不安です。

Bの不安は、ちゃんと持っていていい不安です。

 

よくよく考えてみるとおかしいことに気付きますが

どうして、標準レベルにもっていこうとするのですか?

 

その答えは、日本人独特の考え方にあります。

 

「みんなと同じ」状態に非常に安心し

「みんなと違う」状態に非常に不安になる、

まさにそれが、

親の大半の悩みを生んでしまっているのです。

 

比較した悩みは、今すぐ捨てて構いません。

今日、あなたの悩みは半分消えました。

 

みんなに合わせることから生まれる悩み、

そして押し付けは、

お子さんにとって害でしかありませんよ。

 

つづく