あなたが、親としてどんな時に不安を感じるか
考えていただけたでしょうか?
今日は、長い前置きになるかと思いますが
とても大事ですので聞いてください。
わたしがお話する、どのテーマについても
「考えてください」というフレーズが
よく登場すると思います。
それはなぜかと言うと、
あなたがこのブログを読まなくても良くなるように、
です。
ハッとしませんか?
わたしは、あなたの子育て生活すべてを
覗き見ることが、どうしてもできません。
24時間365日そばにいることもできないし
いっしょに悩む時間もありません。
それは
受験生のとなりで
全ての学習内容を教えてあげられない先生と同じです。
だからこそ
あなた自身が
考え、見出し、解決する力を持つことが
親として何よりのスキルだと思うのです。
ですから
ご自身の子育てスキルを高めるために
本気で考えてください。
「なんだろうねえ・・・」
「むずかしいなぁ」
「そう言われてもね~」
「よくわからない」
と思うことは、考えたことになりません。
考える、というのはつまり
自分の言葉にできる、ということです。
もし、すぐに自分の言葉にするのが難しいなら
ひとついい方法があるのでやってみてください。
その方法とは、
ペンを握り、ポンと出てきた言葉を
とにかく書き出してみる、というものです。
言葉にできない状態のことを
「無意識」というのです。
言葉にできたとき初めて
自分の意識が自分で見えます。
無意識で過ごしているお母さんほど
漠然とした不安を持っています。
何が何だかわからないから、
余計に不安になるのです。
ぜひぜひ、よくよく考えてください。
言葉にできるまで
「どんなときに、子どもに対して不安に思うのか」
「どんなときに、この子大丈夫かな~と思うのか」
を考えてください。
子どもは、親のマネをします。
◎明日から、不安の戦い方についての本題に入ります。
つづく