昨日まで「生きる力」の話をしてきました。
とても大事だということが
おわかりいただけたでしょうか?
「生きる力」の話を聞いたり
今までのブログを読んでくださっている方なら
うすうす感じられていることと思いますが、
「生きる力」って
数字で表せないものばかりだと思いませんか?
物事の本質には
数字がつかないことが多いんですね。
目に見えないものも多いんです。
(羽生結弦の人間性は何点!だと言えないでしょ?笑)
でも
目に見えないと不安です。
数字で表すと安心です。
それを
わたしたちは経験的に知っています。
だから、数字に頼る。
そうして、行きついた先に
物事の本質を置き去りにした現代人がいるわけです。
***
昨日の4000円の整体院のたとえ話を
思い出してみてください。
物事の本質、つまり大事にしたいのは
その整体師さんに
好かれる(大事にされる)スキルであったり、
整体師さんの心意気を大切に思う気持ち、でしたね。
支払い額「4000円」に変わりはありませんが、
その4000円という数字ばかりに気を取られて
大事なことを忘れちゃいけないよ、という話でした。
前々から何度も話していますが、
数字というのは、
なぜか人を安心させる威力を持っています。
わかりやすいんですね。
人が数字にとらわれるとき
その裏には少なからず不安があります。
***
ということで
今日から「子育てと不安」をテーマに
話を進めたいと思います。
ところであなたは
子育てって、不安といつも隣り合わせだと
感じたことありませんか?
一難去って、また一難。
いつもいつも、なにかしら子どもに対して
「大丈夫かしら」と思いながら
毎日を送るのが親というものであると思います。
「不安」という感情は
実は人間にとってとても重要な心理反応です。
不安に思うがために危機から逃れることができたり、
よりよく生きる選択ができたりすることも
ありますよね。
「不安」は、動物として必要な感情なんですね。
肝心なのは
➀不安の持ち方
➁不安への対処の仕方
をどれだけ適切にできるか、なのだと思います。
不安にならないように目を背けたり
必要以上に不安になってストレスになったり
不安を消そうとして誤った行動に出たり。
そのとき、人は無意識です。
不安から逃れようとするときも
ストレスに思うほど不安を感じすぎているときも
人は無意識です。
無意識こそ、こわいものはありません。
自分が「知らないうちに」「突然」「ふいに」
現実に何か起きる。
それが「無意識」というものですから。
さて、
「そんなことを言われたら余計に不安になっちゃうよ」
という声が聞こえてきそうです(笑)
そこで!!
今日からしばらくの間、
あなたの持っている不安がみるみる減っていく日々を
プレゼントします。
それでは、また明日!(・∀・)
できるだけ、深く考えてみたいという方は
ぜひ、ご自分がどんな時に親としての不安を感じるか
考えてみるといいと思います。
明日からの内容が、より深く沁みていくと思います。
つづく