かしこくて人に好かれて役に立つ子を育てる
ーというわたしの教室の指導ビジョン。
いかがでしょうか?
成績保証はしないけど
きっと勉強が本当に好きになる。
学ぶっていいなあ~、考えるって楽しいな~って
思えるようになる場所だと思っています。
むしろ、その感覚さえつけてしまえば
この先の学びが格段と意味あるものになるでしょう。
でも、あなたはこの
「かしこくて人に好かれて役に立つ子を育てる」
と聞いたとき
「人に好かれて」のところで
ちょっぴり引っかかりませんでしたか?
「ん?人に好かれる?」
「八方美人ということかしら?」なんて。
「人に好かれる」ことを目的にした塾なんて
聞いたことがないですもんね。
今日は、この「人に好かれる」スキルについて
お話します。
わたしは
「人に好かれる」スキルって
今後、より一層高まるのではないか
と考えています。
人は、人を浴びて人になります。
どんなに進化しようと、科学技術が進歩しようと
人は、人のなかで生き
人に揉まれて生きていきます。
万有引力のように
人は人を、どうしても求めてしまう生き物
ではないでしょうか。
「人に好かれる」技術・スキルを高めることは
すなわち
その子の生きやすさを育てるということでもあります。
その子の今現在や社会人になってからも含めて
人に求められ、人に好かれる生き方をすること。
それは
自分に嘘をついて相手に同調したり
策略的にうまく世渡りしたり、というような
いわゆる「八方美人」という意味ではありません。
自分以外の人が何を考え
どんな風に接することがいいのか、
きちんと相手の感情を読み取れる子にする。
自然体で「好かれる人になる」という次元の話です。
たとえどんなに学力があっても
どんなに並外れた身体能力があっても
周囲に好かれるような人間でなければ。
わたしは、そう考え、子どもに接しています。
どうしてか、わかりますか?
わたしは昨日のブログで
「かしこくて人に好かれて役に立つ子」になれば
社会が放っておかない、という話をしましたね。
それと照らし合わせて考えてみてください。
どんなに能力があっても
人に好かれる人間にならなければ
とても残念な事態になります。
かっこうに通う子には
その大事なことをいつも教えています。
今日の指導に来た子も言っていました。
「甲田先生は学校の先生っぽくない。
良いことを言ってくれる」と。
つづく