教育っておもしろいもんで
最初に適切な手間暇をかけただけ
あとがラクになるように
できているんですよね。
このことは
発達心理や脳科学的な視点で見ても
まぎれもない事実です。
ですから
大きくなってからでは取り返しがつかない、
とまでいかなくても
大きくなればなるほど
問題も大きくなるし
それだけ対応も大変になります。
後出し、後出し、のほうが
何倍もいろんなエネルギーを使います。
本気でやろうとすると
めちゃくちゃ苦労しますよ。
わたしは
知ったふりで言っているのではありません。
知っています。
目の当たりにしています。
不特定多数を対象とするブログ上では
とても言えない、言いたくない、
そんな経験があります。
だから、子どもの苦労も
それに気づいた親の苦労も
両方わかった上でお話しています。
わたしの、教育にかかわるすべての時間。
関係を持ったすべての家庭。
修復できた親子、できなかった親子。
現在進行形で問題から逃げている親も
知っています。
とても心配ですが、何もしてあげられません。
いろいろ、見てきました。
だから、
強く強くお伝えできることがあります。
あなたを大事に思っているから
あなたを脅す勢いで言います。
早く気付いていたら
親子共々ハッピーだったのに
もう、、、
もう、、、
遅いよね。遅いんだよね。。。
そうやって、慌てふためき
もがき苦しみ
もう逃げられないことを知る。
親子なのにお互いを憎しみ合う。
そして、あきらめを決意する。
子どもは
今までこうしてほしかった、と言わんばかりに
激しく抵抗したり不満をぶちまけ、
親の手の施しようもない場所を彷徨い歩き
良からぬ仲間を見つけ、
そこに居場所を求めたりする。
最悪、死を選ぶことだってある。
2017年 未成年者の自殺者数についてhttps://www.asahi.com/articles/ASL1K5QJNL1KUTFK01B.html
昨年の未成年者自殺数は516人。
これを単純計算で47都道府県で割ります。
すると、たとえば静岡県に住んでいた子どものうち、
10.9人の子どもが一年間で自ら命を落とすことに。
そんな・・・ 大げさな。
いいえ、誰にも起こり得ます。
どの家庭にも。
わたしの子にも。
誰にも交通事故が起こりえるように。
ふいに、突然、やってきます。
親ができることは、ただ1つしかありません。
さてなんでしょうか?