『子どもが勉強好きになる子育て』
(フォレスト出版・篠原菊紀 著)
という本の、ある部分をご紹介します。
最近、たまたま読み返してみたら
いまのブログ内容と合致するところがありました。
ちなみに、著者の篠原菊紀さんは
東京大学教育学部・大学院卒。
現職は、諏訪東京理科大学共通教育センター教授。
以下、本文一部抜粋。
「親の言葉には耳を貸さなくても、親の行動は無意識にマネしてしまいます。
脳科学では、脳と脳が向き合った場合、互いの脳は同じような活動をしたがるということがわかっています。
(略)
このような脳のメカニズムを「ミラーニューロン」とか「ミラーニューロンシステム」と言います。
(略)
昔から「子は親の背中を見て育つ」と言われます。これは脳科学的にも根拠のあることで、子どもはミラーニューロンをとおして、結局親の姿をマネしているのです。」
ね、やっぱりとなりで一言もしゃべらないで
勉強してる姿を見せるのがいいみたい(笑)
付け加えておきますが、
わたしの教室である
「生きる力をつける学び舎かっこう」では
学校の勉強は、ほぼ行いません。
丸をつけることもなければ、評価もしません。
でも、
勉強(学ぶこと)は好きになってもらいたい。
そこで、かっこうでは
自主的に学べる課題をつくっています。
課題のテーマと目的に沿いさえすれば
あとは子どもが勝手に学ぶようになっています。
わたしは、適切なアドバイスをしながら
見守っています。
子どもの目は、
かっこうのスタイルにハマり出した頃から
輝き始めます。
急に教室の中を慌てて走ったかと思うと、
筆箱を取りに行ったりします。
自分の学びを中断したくないからでしょう。
学ぶことが好きな子は、
いくつになっても伸びます。
親の小言も心配もいらなくて済むし
経済的にも助かります。