これまでの内容をまとめます。
そもそもこの話は
英語教室に通う老若男女に共通して見られた
「使おうと思っているから英語を学びに来ている」
というのが出発点でしたね。
それをヒントに
「子どもがどうしたら学びに向かうのか?」について
考えてきました。
振り返ります。
【人は使うために学ぶ】
↓
【使いたい と思えば学ぶ】
↓
【価値がある と思えば使いたくなる】
↓
【勉強=価値あるもの と思う必要がある】
↓
『どうやって勉強を
価値あるものだと思わせる?』
・・・これが今日のテーマになります。
昨日わたしは、もう答えを言っています。
現実社会と机上の学びがかけ離れている、
だから子どもは
勉強する価値がわからない。
ーこれがもう答えです。
もうわかりますよね?
そうですよ、だったらその反対をすればいいんです!!
つまり
子どもの実生活と勉強を別々にしないで
つなぎ合わせればいい。
でもどうやって?
この両者をつなぎ合わせる方法は簡単です。
それは
学校より先に体験を済ませることです。
これは、ちゃんと予習してね!
という意味ではありません。
子ども本人が「体験」をすることです。
わかりやすく例を挙げてみます。
計算できるようになる【知識・理解】
↓
お買い物させる【体験】
のではなくて
お買い物させてみる【体験】
↓
計算できる良さ(価値)を知る【知識・理解】
こうしちゃえばいいんです!
🍂 🌰 🍂 🌰 🍂 🌰 🍂 🌰
あなたは今まで
【知識・理解】があっての【応用】だと
考えていませんでしたか?
できるようになってから、
実践させたいと思っていませんでしたか?
確かに
学校のやり方は、そんな順番で進んでいきますよね。
あなたが今まで経験してきた
教科書もドリルも問題集もすべて
ページをめくればこんなふうに進みませんでしたか?
➀基礎問題➁練習問題➂応用・発展問題
それでうまくいかない。いかなかった。
挫折するとか、なんのために勉強するの?とかね。
ならば、逆をいきましょう。
逆に
1番難しい「わけわからん!」ところから
スタートします。
「ハア?」「わからん」「なんて不便なんだ!」
から始めるから
子どもは学ぶ意味(価値)が実感できるのです。
学ぶことって、こんなに役に立つのか!って
感動できるのです。
ぜひ「体験」を大事にしてください。
できるようになることや
知っていることを、
はじめに考えないでください。
🍂 🌰 🍂 🌰 🍂 🌰 🍂 🌰 🍂 🌰
カタカナを覚えさせようとして
ノートは準備しなくていいです。
その代わりに
その子が大好きなアイスクリーム屋さんの
カタカナだらけのメニュー表を1枚もらって
オモチャと一緒に混ぜといてください。
勝手に見るよ、好きなんだもん。
勝手に読もうとするよ、食べたいんだもん。
でも読めないんでしょう?
でも、その「読めないよう・・・」
って思うところから
その子の学びは始まっているんですよ。
小学校に行ってカタカナ教えてもらって
「うわあ!!これ、チョコミントって読むのか!」
ってなる。
それでいいと思いませんか?