英語教室に通ってわたしが学ぶことは
英語だけではありません。
今までお話したように
学生の寝ている姿から
相手の立場に立つ「やさしさ」について
考えさせられることもあれば
日本や日本人について考える時間にもなります。
これからの本物の英語教育の必要性を
改めて思う機会にもなっています。
さて、今日もわたしのそんな収穫の中から
1つお話します。
いつかご紹介したことがあったように記憶してますが
わたしの通う英語教室には
中学生から60代の方までが在籍していて
フィンランド出身の先生を囲んで共に学んでいます。
クラスには15人くらい生徒がいるのですが
ある日おもしろいことがわかりました。
15人全員がある経験をしている、という共通点。
それは
中学生でも海外へ行った経験が1度はあり
そこに通うすべての大人が3か国以上
外国に行った経験がある、
という共通点でした!
なるほど。
だから学びに来てるんだよね。
誰もが、英語を使いたいと思っているから
ここに学びに来ているんだ、という事実。
その共通点から見えるのは
英語を学ぶことに対する
シンプルな動機づけ。
「使うから」
「使うから知りたい」
学校終わりの学生さんも仕事終わりのお父さんも
その教室にやってくるのは
「使いたい」という気持ちがあるからなのです。
実はここに、
わたしたちが子どもを育てるときに
知っていると役に立つ2つの法則が隠れています。
1つは、学習に関して。
もう1つは、生き方に関して。
これらについてお話を続けていきます。
いま、きっとハテナだらけのあなたに質問です。
「お母さん、なんでぼくは/わたしは
勉強しなきゃいけないの?」と唐突に聞かれたら
あなたはなんて答えますか?
つづく