「ありがとう」を心から言えること。
これが、わたしの考える
コミュニケーションスキルを持つための
第一歩です。
なぜそう考えているか、というと
豊かでお互い気持ちよく
コミュニケーションを成立させるためには
相手の気持ちを理解する力が
なくてはなりません。
その相手の気持ちを読み取ることや
行為の裏にある思いに触れることを
「ありがとう」によって
学ばせることができると思うからです。
どういうことか、
これから詳しくお話していきます👌
わたしは
18種類のバイトを経験していますが
コンビニとスーパーのレジを経験して
驚いたことがあるんです。
それは
子どもにきちんと
「ありがとう」を言わせている/教えている
親が非常に少ないということでした。
あくまで感覚的に、なのですが
10組いたら1組か2組しか
親が子どもに「ありがとう」を
きちんと言わせていませんでした。
いや、正しく言うと
「ありがとう」を言っていく親は
半分以上いたと思います。
でも
きちんと言って行く親子は
1組2組しかいなかった、ということです。
わたしの「きちんと」というのは
感謝の気持ちがこちらに伝わってくる状態
を指しています。
要するに
とりあえず言ってるだけだな、という
親子はカウントしていません。
袋に入れてくれたこと
手の平におつりを渡してもらったこと
グミにシールを貼ってもらったこと
そんなお店の人がしてくれた行為に対して
きちんと感謝を伝えられた親子が
10組に1組か2組だった、のです。
なぜなのでしょう?
なぜこんなにも
親子そろって
「ありがとう」をきちんと
言えないのでしょうか?
わたしは
「ありがとう」を言わないとき共通する
「ある心理」を見つけました。
現代病、とも言えるような心理です。
それが、あるか・ないかによって
「ありがとう」が適切に使えるかどうかが
わかると思います。
そして
冒頭でもお話した通り
「ありがとう」は
コミュニケーションの基本です。
「ありがとう」を使えない
コミュニケーションの達人なんて
どこにもいないでしょう。
つづく