大事な選択のときが訪れたら

 

子どもがまだ小さいうちは

そんなに大きな選択もないから大丈夫。

 

もしかしたら

小さくても

子どもの尊重について

深く考えた経験のある親子も

いらっしゃるかもしれませんが

 

生まれつきの身体的問題や事故などがない限り

一般的には

選択の重要度って

年齢とともに大きくなっていきますよね

 

でも、だからといって

「うちはまだ大丈夫。だってまだ6か月だよ?笑」

とは思わないでください。

 

わたしは、親子の日々の生活について言っています。

 

毎日、親と子は主張をぶつけながら生活しています。

(もし、ぶつけ合っている感覚があまりないのなら

むしろそっちの方が心配です。)

(たとえ赤ちゃんだろうと、主張はあります。)

 

 

思い返せば

 

どちらかに決めることや選ぶ場面って

大きさに差はあれど、日常のいろんなところに

転がってますよね?

 

 

じゃあね、

 

たとえば

本人の意思を尊重している「つもり」になって

好きなだけチョコレートを食べさせる。

虫歯になった子どもが、歯医者に連れて行かれる。

 

きっと幼児ですよね。

そのときベストな決断を下すために

この親は取った責任は何パーセントでしょう?

 

 

これです、昨日のブログで

「責任の割合の問題だ」

と言ったのは。

 

チョコレートを食べたい気持ちは受け入れても

食べる行為は受け入れない。

 

そういうことが「尊重」だろうと

わたしは思います。

 

    🐟 ~ 🐟 ~ 🐟 ~ 🐟 ~

 

 

小さなころから親が

「どのくらいなら、この子に任せられるかしら?」

ということを考えていく癖をつけていくこと。

子どもとのやり取りが当たり前にできること。

 

そうしておけば、どうでしょう?

 

いざ大事な選択のときが訪れても

きっと、そんなに怖くはないと思いません?

いつもやってたのですから。

 

 

子どもの力量を把握している親は

いざ決断を下す場面で

落ち着くことができます。

 

 

 

大切なのは

 

「そのとき」が来たら考える

 

のではなく

 

「いま」「いま」「いま」

 

その状況その年齢の

 

目の前の我が子とともに

 

それぞれの意見のぶつけ合いを

 

積み重ねていくこと。

 

ベストな選択を

 

一緒に考える関係になっておくこと。

 

 

つまり

水泳やめる、とか 

全国大会が、とか

やっぱりお笑い芸人目指す!といった

大きな選択を迫られるときに気をつければいいのね~

ってことじゃあないんですよ!

 

つづく