自立できていない親について
わたしはこんなふうに表現してきました。
・自分の軸が完成していない
・自分の法律を持っていない
・他人に物事を決めてもらう傾向が強い
・優柔不断
・自分だけで決めると不安になる
他にも「非自立親」が持つ共通点がありますが
割愛していきます。
繰り返し言いますが、
そんな親いないでしょう、
みんな大人なら自立してるわよ!という
見方はもう捨ててください。
でも
あなたは
こんなふうに言いたいかもしれません。
大人や親はきちんと収入を得て
言われなくても家事をこなすじゃないか!
それでも「自立」していないと言えるのォ??
言えます。
収入や暮らしのレベルと「自立」には
関係がありません。
「自立」していない大人は、たくさんいます。
わたし自身の感覚では
「非自立親」寄りのほうが多いくらいの
印象を持っています。
では、なぜ「非自立親」をそんなに心配しているのか?
「非自立親」には法律がありません。
だから、頼るところを自分以外に置いています。
それは子育てのあらゆる場面でも
ルールや他人の目や決まり事、先生の忠告に
従って生きているということになりますね?
「先生が見てるでしょ」
「そんなことしてると怒られるよ」
「だって、そう書いてあるから」
「そういう決まりなの」
と子どもに言うでしょう。
これ自体が悪いのではないのです。
納得して自分の法律に合っていれば問題ありません。
もしこれが自分の判断でなく
「そういうことになっているから仕方ない」
との判断をし続けると
次のようなことが起き得ます。
「先生が見てないからいいよ」
「怒る人いないからいいよ」
「注意書きが書いてないからいいんじゃない?」
「決まりなんてないでしょ、好き勝手やっちゃおう」
わかりますか?
こういう事故・事件、ユーチューブの動画、
マナーやモラルを逸脱した若者の暴走。
・・・なんか直結すると思いませんか?
「自立」していないせいで
自分が何なのかよくわからず
何をしたいのかも感じられず
だからと言って
100%頼れるほどの自分もいない子。
さまざまなシチュエーションに対応できない子。
自分が決めた道に自信が持てない子。
誰が育てたのか。
その子の親です。
残念なことに
自己決定していく姿を見せてこなかった「非自立親」は
「非自立息子」と「非自立娘」にしか
育てられないと思うんです。
それじゃ~
真に自立した子ども
(いつまでも、ねぇママ~って言ってこない子)に
育てたいなら
どうしたらいいでしょうか?
まず自分が真に自立すればいい
(先生、うちの子参加してもいいですか?って
聞かなくても決められる親になればいい)
そうそう、そういうことなんですよね🍀
つづく