これまでのお話を少しまとめてみようと思います。
まず「個性」の話をしてきましたが
個性や生まれつきの才能を見つけるためには
それなりの観察眼を持っていないと
見つけることはできません。
そのためには
自分なりの考えや法律を持った親
つまり自立した親(大人)になるほうがいい。
子どもの個性の芽を出来るだけ伸ばすには
周りに左右されない眼を大事にしたいですよね、という
話をしています。
昨日までに
自立した親(「自立親」と呼ぶことにします)よりも
自立していない親(「非自立親」〃)のほうが
他者に決定させる行動を取りがちである、
という考えを述べてきました。
自分や配偶者と共に決めるべき我が子の問題を
学校関係者や部活の顧問などに決めてもらったり
周りの友人の責任のない思いつきの意見や
信ぴょう性のない情報に惑わされたりしながら
どうしよう、どうしよう、ねぇどうすればいい?と。
このように
誰かに決めてもらおうとする傾向の強い親を
「非自立親」と言うことにします。
ただし、とても難しいのは
両者にわかりやすい線引きがないことです。
ですので、
ご自身が「自立親」寄りなのか
それとも「非自立親」寄りなのか?を
考えるしかありません。
もしあなたが
自分は優柔不断だ、と感じていたり
何か決めては不安になる、
と思うのだとしたら
あなた自身の軸になるものが
まだ出来上がっていない可能性があります。
軸が完成していないせいで
実はあなた自身にも、あなたの子どもにも
良くない影響を及ぼすことがあると
わたしはそう考えています。
明日も、続けます。
ぜひ読んでください。
「自立親」だけが
「自立息子」や「自立娘」を
育てることができます。
つづく