昨日のブログに上げたシチュエーション
あなたならどうすると思いますか?
前日発熱した我が子。
当日の朝は、発熱が見られず。
体力を使う行事。
子どもは参加したいと言っている。
このシチュエーションでは
子どもの年齢や状態、その他にも
そのイベント・行事の負担の大きさなどによって
かなり答えが変わってくると思います。
だから
わたしが言いたいのは
参加すべきか・参加させないべきかの選択を
けっして間違えないでください、
という点ではないのです。
親でも、そりゃ間違えますよね。
しまった!軽はずみに行かせるんじゃなかった、とか
これなら大丈夫だったかもなぁ・・といった経験を
繰り返しながら子育てしていくものだと思うんです。
ですので
参加する・しない、を間違えないで!という話を
しているとは思わないでくださいね。
そうではなくて
「親が決定権を誰かに託していること」に
非常に違和感を感じるのです。
自立、という面からみれば
この親の場合は自立していないパターンだと
言わざるを得ません。
だって、自分の法律がないから。
それに、質問に即答するどころか
他人に質問を投げかけてしまっています。
「参加する」の決定理由を
➀子どもが楽しみにしているから
➁関係者が了解してくれるから
という自分以外の意見に頼っていますよね?
自立していない人ほど、
相手に決めさせる傾向にあります。
自分を頼れないからです。
自分が出す答えに自信が持てないから
誰かに判断してもらおうとします。
めちゃくちゃわかりやすく言うと
「ねえ、ママ。僕の靴下どっちが似合う?」
って、40歳の男性が言っていたらどうでしょうか?
この男性にとって「自立」が程遠いことが
わかっていただけるかと思います。
自立していない人ほど、
相手に決めさせる傾向にあります。
親は、子の保護者ですね。
だとしたら
子の意見を丸呑みする必要はありますか?
教師の指示に
どうしても従う義務はありますか?
一番の決定権は親であり
決めるのもあなたですよね。
あなたが決めればいいことです。
でも、ご自分で決めない親はたくさんいます。
と、こんなふうに話すと
「自分で決められないのがそんなに悪いの?」
と思われる方や
「別に頼ってるわけじゃないけど・・・」
って反論したい方もいらっしゃることでしょう。
そう感じて当然だと思います。
ということで明日からは
〇「誰かに決定させる親」が子に与える悪影響
〇「誰かに決定させる親」の心理
についてお話していきます。
つづく