「参加させない方が良いですか?」

 

いまからお話する親子が特定できないように

 

時期も場所も、できるだけ包み隠してお話します。

 

ある子どもの行事。

わりと体力を必要とするイベントでした。

まあ、だいたいの行事は体力を必要としますよね(^^♪

 

参加する子どもの数は、数十名。

 

その親御さんは

お世話してくれる大人の方(以下関係者とします)

に対してこんなふうに話していました。

 

🍃イベント当日の朝の光景🍃

 

親 「昨日、うちの子、熱が38度あったんです」

関係者 「え?そうなんですか?」

親 「でも、本人はすごくやりたいって言ってて。前から楽しみにしてたんで。今日は熱が下がっています

関係者 「うーん、、」

親 「参加しない方がいいですかねぇ?」

関係者 「具合が悪くなったら、すぐお伝えしますが…」

親 「じゃあ、お願いします!」

 

 

めずらしいシーンではないと思います。

子育てしていれば

あなたの身の周りや聞いた話に

一度は登場するような話題でしょう。

 

もしかしたら、あなた自身に実際に起きたことも

あるかもしれませんね。

 

いわゆる「待ちに待った大事な日!」

と思っている日に限って

なぜかよくある子どもの体調不良(笑)

 

わかるわかる~ですよね?笑

 

しかもお金払っちゃってるし~とかね。

行事の前って、親の方も一生懸命準備したり。

そのために、お仕事休んだり。

カメラを新調してみたり、とか。

子どもと同じように、意気込んでますよね!

 

さて

そういったときに親として

どう判断するか

 

ーここにその親(その人間)が

いかに自立しているかがよく表れる

 

とわたしは考えています。

 

 

教科書的な答えを求めているわけではありません。

 

まずは、

ご自分だったらどうなのか?を

じっくり感じてみるといいと思います。

 

あなたのお子さんが

楽しみにしていたイベント。

お祭りでも運動会でも修学旅行でも部活の大会でも

なんでも構いません。

行事、イベントを想像してみてください。

 

準備万端ととのえた前の夜、38度の高熱。

当日の朝は、熱はなし。

親としては体調面が心配です。

 

「あなただったら、どうしますか?」

 

つづく