心屋仁之助さんという方、ご存知ですか?
心理療法を取り入れた独自手法でセラピーを行う
セラピストさんです。
彼の著書に『性格は捨てられる』という本があります。
その中に
変えられるのが「性格」、
変わらないのが「個性」
という項目があります。
心屋さんは次のように説明しています。
「人間のなかには、“変えられないもの”と“変えられるもの”の二つがあります。“変えられないもの”とは、「個性(本質とよばれる先天的なもの)」です。これは、その人がもって生まれた、その人だけのものです。」
中略
「例えるならば、「個性」は食材、「性格」は料理の味付け」
だと述べています。
なるほど。
個性は先天的・遺伝的で変わらないもの。
性格は後天的・環境的な変わりうるもの。
とてもわかりやすいですね。
さて、それでは
はじめに挙げた
「うちの子、授業聞かないけど
個性だから仕方ないよね~」
これをあなたは「個性」と見ますか?
それとも「性格」と見ますか?
つづく
参考文献:『性格は変えられる』 心屋仁之助 著
2008年7月20日第1刷発行
2013年2月26日第11冊発行
発行(株)中経出版