今日も、ブログに足を運んで下さり
ありがとうございます!!
何日か前に、ここで
我が家の通貨TETTSをご紹介しました。
TETTSは、能力給にあたり
最後まで頑張ったり
楽しくできたり
自分で気付いて進んで仕事したりすると加算される、
変動型のおこづかいです。
ですから
何もお手伝いしなければ何ももらえず、
てっちゃん(お店)で何も買えません。
なんかシビアすぎる・・・働かないと
欲しいものが買えないなんてかわいそうに。
そうでしょう?
だから、
今後タイミングを見て
定額制おこづかいも、与えるつもりです。
そちらは、基本給として。
ちゃんと現金でモノを買う経験もさせてあげたいので。
でもね、
一般的なおこづかいだけだと
お金がどうやって生まれるのか、が
子どもにはどうしてもわからないですよ。
だって、働いて給料もらうってことがないんだから。
ただの紙とジャラジャラしたのが
どんどんお財布って名前の袋から出てくる
それなのに
お母さんは
大事に使いなさいって言ったり
お金がないから買えないよ、
とか言ってくるわけでしょう?笑
もしかしたら子どもは、
なんか嘘っぽい、ケチだな、
ほんとうはどんどん出てくるって知ってるぞ~
くらいにしか思ってないのかもしれません。笑
とすると
子どもに「お金は大切にしなさい!」が通じないのも
当然の話で。
大切さが実感できてないから、に他なりません。
だから、
TETTSで「稼ぐ」を学ぶんです。
するとね
現金を手にしたときに
これはお父さんが、お母さんが、
私(ぼく)が頑張って
お手伝いしたのと同じように
稼いできたものなんだ、って気付くでしょう?
そこがTETTSのねらいなんですね。
現金を渡す前に、TETTSを使うことで
お金ってものの価値を学ばせる導入になるわけです。
それから
TETTSのいいところは
現金ではないところにもあります。
たとえば、子どもが現金で貯金しても
どうしても届かない額ってあるじゃないですか。
また、モノ以外のサービスを買うこともできません。
でも
現金以外の通貨なら可能です。
たとえば、こういう使い方をしちゃいます。
「ディズニーランドに行けるチケット50テッツ」
「1日、片付けしなくていいチケット15テッツ」
「好きな時に絵本の読み聞かせしてもらえる
チケット5テッツ」
世の中には、モノではなく
目に見えないサービスも溢れています。
それを、自分が稼いだお金TETTSで
購入することができるというわけ。
ああ、がんばって貯金しといたら
大きなお買い物ができるのか!!ってのを
実感できるようになります。
これが、わざわざ現金にしなかった理由です。
現金だと届かない額でも
子どもの頑張りに相当する価値であれば
叶えてあげることができる、と
そういう仕掛け✨
ディズニーなんて、いくらお小遣い貯めても
行けない額ですものね。
あ、あと、これも付け足しておきます!!
まちがっても!
テストの点数だとか
何かで1位を取っただとか
あとは、レベルがあがったとか
大人の言うことをきいた、といった理由で
お小遣いをあげないでください。
条件つきで与えられたお金は
良いように作用しません。
一時(いっとき)の効果は生みますし
与える大人も、もらう子どもも
気持ちよくなったりするもんですが
避けるべきだと思います。
なぜなら
お金を目当てに頑張るようになる危険性を
はらんでいるから。
お金のために頑張る、
お金もらえるならやる、
お小遣いくれるんだよね?じゃあ、剣道頑張る!
こんな負のスパイラルに陥るかもしれないから。
TETTSを最初にご紹介したブログで
お話したことですが
しごとっていうのは誰かの役に立つこと、です。
その対価、役に立った分だけお給料が発生します。
世の中って、そうなってるじゃないですか。
テストの点と、能力給はまったく無関係です。
柔道の黒帯を取った頑張りを
現金で示さなくても大丈夫です。
結びつけるべきは、「しごと」と「お金」です。
お年玉や入学お祝いを現金であげる以外に
もしも気分で現金やプレゼントを与えたい場合は
ぜひこんな風に言うのをおすすめします。
「だって、あげたいから」
「あなたが好きだから」
「とっても大切だから」
「〇〇ちゃんだから」
「〇〇くんだから」
いつも頑張ってるから、とか
一等賞取ったとか、1年休まなかったとか、
そういう条件をいちいちつけなくていいです。
ただただ、あなたのためにあげたいの、と。
そっちの方が、子どもは何倍もうれしく
安心して受け取れます。
以上、補足でした!