「何やってるの?」って聞かれて

 

「かっこうって、何やってるの?」って聞かれます。

「塾なの?」

「なに教えてるの?」って。

 

いつも答えに窮するわたしがいます。

 

いやいや、経営者も講師もわたしなんで、

「わからない」「うまく言えない」はアウト!!

なのはわかってるんですが・・・(-_-;)笑

 

 

塾って言うと、鉛筆もって机に座って、合格とか

成績アップとかテストで高得点を目指すところでしょ?

だから、一般的な塾とは言えないんです。

 

だから

「塾じゃない塾なんだよね」って言うしかなく。

 

そうすると、

「え、でも勉強を教えてるんだよね?」

なんて聞かれます。

 

いや、勉強・・・教えてない。

だって「勉強」という捉え方になった時点で

かっこうビジョンから外れるんだもん。

 

受け身なのが「勉強」でしょ。

わたしが目指すのは、その反対の主体的な「学び」。

 

だから、勉強を教えてると言いたくない!笑

 

 

指導に、自然なかたちで盛り込まれてますよ、

算数も国語も理科も社会も。

子どもも気付かないうちに

学校の勉強っぽいものに触れているはずです。

 

計算する必要があれば計算するし、

漢字が読めないとわからない文だってあります。

 

 

ですが、

特に決まった教科の枠のなかで学ぶわけではないので、学校の勉強そのままを予復習する場所でもありません。

 

 

そんな説明をすると

「ん?じゃあ、何やってんの?」ってツッコまれます。

 

そりゃそうだよね・・・正体が掴めませんよね(笑)

 

ここ最近は、

いろんな言い方で理解してもらうしかないかな

って思い始めています。

 

ごくごくシンプルに

「生きる力をつける」って説明すると

「ああ、心の教育的な?」って返されたりして

全くこっちの意図が伝わらないことも

よくあって悲しくなるので。

 

 

もう、いろんな言い方でわかってもらうしかないです。

 

 

こんなふうに。

 

 

「勉強させられる子から、学びが止まらない子にする

 

「「こんなのやって、何の意味もない!」なんて、子ど

 もが絶対に言わないような課題を出してるの。」

 

「学力=生きる力ではないでしょう?」

 

「これからの日本に対応できる最先端の教育をしてる」

 

「学校とは反対の学ばせ方をしてる」

 

学力とは関係のないけど大事な力ってあるでしょう

 

「とにかく、子どもに学びの主導権を握らせてる」とか

 

 

 

う~ん・・・これでもわからないかもしれませんね。

 

 

でね、考えたのがコレ。

 

かっこうがやっている教育を

ものすごくシンプルにシンプルに言うとするなら

 

「かしこくて 

    人に好かれて 

       役に立つ子」を育てる

 

これです。

 

かしこい子、育てようと思ってます。

かしこさは、生きる力の一つですから。

要らないなんて思いません。

でも、かしこさだけで世の中渡れませんよね?

 

人に好かれるってのは、演技や遠慮をして気に入られようとするってことじゃないですよ。

自然に好印象を与えられる人格になりましょうよ、のほうです。

笑顔がステキで、言い訳しなくて、返事が爽やかだったら、こころよく誰かが助けてくれるでしょ?笑

 

そして、役に立つ子。

周囲の役に立つ。率先して動くとか、へこたれないとか、発想力が豊かだとか、ときに堂々と批判できることだって、持っていていい力だと思います。

わたしが育てたいのは、社会に出て役に立てる子です。

いろーーーんな力が含まれますよ、生きる力ってのは。

 

 

 

だから、

「生きる力をつける学び舎かっこう」を

一言じゃ説明できないんですが、

 

絞り絞って簡潔に説明すると

 

「かしこくて 

    人に好かれて 

       役に立つ子」を育てる

 

かっこうでは、そんな教育をしています。

 

わたしは、かっこうで

その子の生涯にわたって生き続ける

価値のある学びを身に付けさせたくて必死です。

 

 

人生には試験のためにあるものではないけど、

それでも

ひとりで学び続ける人は成功します。

 

わたしには、自信があります。

かっこうの教育ビジョンは、

決して間違っていません。

 

親世代の感覚が過去を引きずっているだけです。

 

正面からクリアな視点で見つめてみれば、

もうすでに遅れた教育をしていることなんて一目瞭然

 

 

「わたしたちの頃と変わったよね~」

と気付いていながら、

ご自分のかけられた言葉を

そのままお子さんにかけていないでしょうか?

 

「今まで通り」をいつまで続けるつもりなのか、考えてみてください。

 

もし、まだ気づかずにいるのであれば、

もうそろそろ

あたらしい教育にシフトするべきです。

 

「あたらしい」を見つけられるのは、

アンテナが高くて柔軟な考え方の出来る人に限ります。

 

過去に固執する人や、諦めている人は

あたらしくて価値があるものが

たとえ目の前を通りすぎても、

それが自分にとってどんなに良いものかに

気付きません。

 

 

つづく