オペラ座の怪人、あらわる

 

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。

 

昨日の続き。

 

英語力より驚いたこと、お話しますね。

 

ズバリ!!プレゼンのちから。

人前で、自分の意見・思いなどを

相手の胸に響かせることができるかどうか、の力。

 

わたしが、つかまえた(笑)男子生徒が話してくれたことがコチラです☟その子、オペラ座の怪人の仮面を持っていました。

 

わたし

「ねえ、その仮面ナニ??」

 

男子生徒

「人に話を聞いてもらうなら、とにかく注目してもらわないとだめじゃないですか。だから、なんかインパクトあるもの着けて出ようよ!ってみんなに提案したんですよ」

 

わたし

「先生に「何かやってみたら?」って言われて、そうしたの?」

 

男子生徒

「いや、ちがいます、全部自分たちで」

 

 

単なる仮面だと思わないでくださいね。

家やパーティでつけるのとはワケが違います。

見ず知らずの大人250人を眼前にして、

仮面を取るんですよ?

 

わざわざ注目を浴びにいってるわけです。

12才が。

 

 

 

実はわたし、10分ほど遅れて会場に入ったので、彼らの登壇シーンを見ていませんでした。

それで、仮面の意味を知らなくて聞いたんです。

 

 

英語力の前にコレだと思うんですよ、わたし。

 

プレゼンで大切なことは色々あると思うんですね。

基本的なことで言えば、声の大きさだとか目線とか。

でも、彼はもっとプレゼンに対しての

高い意識を持っていると感じました。

 

それって英語が堪能かどうかなんて関係ない!

 

 

なにかと言うと、

 

「オレ、なんかやってやる」

って思っている点。

 

 

説明しますね。

彼は、基本的な能力プラス、それ以上の何かを

自分で見つけようとしてる。

何かやってやろうとしてる。

できると思える自信のもとに。

 

日常でも、きっと

「オレ、なんかやってやる」って思ってるハズ。

 

もっとできることないかな?って

探しながら生きているんですね。

 

その強さ、たくましさなんです。

英語力の前に必要なのは。

 

 

 

 

オペラ座の怪人の仮面に、

彼らのグローバリズムな感覚を

見せつけられた気がしました。

これこそ日本人に必要な「生きる力」だと。

 

 

英語が話せる能力と

人前で話せる能力とは

違います!!

 

区別して考えなくてはなりません。

 

英語がペラペラなだけでは

誰かに響く話ができるとは

かぎらないのです。

 

でも反対に、だれかに伝えたい!という意識やプレゼン能力があれば、たとえ英語力が壁になっていたとしても「よし、英語マスターしてやるぞ!」ってなると思いませんか?

 

学校の英語の成績では、仮面をつけたかどうかは加味されない、テスト結果中心の評価が下されるのではないでしょうか?

 

考えてみてください。

 

人生で役に立つのは、

➀単語のスペルを正確に書くことでしょうか?それとも、

➁仮面をつけるアイディアと度胸でしょうか?