飲み込むんだ。

 

長女のことを知る他のお母さんからは「何にも困らなさそうでいい」と言われます。「おとなしくていいね」「ワガママ言わなくていいじゃん」と。

 

 

でも「喉が渇いた」もわからないんです。

3才まで言ったことがありません。

「眠い」も「お腹がいっぱい」もよくわからない。

指示されずに水筒のお茶を飲めたのは、4才ごろ。

「眠い」と初めてつぶやいたのは5才になってから。

「お腹いっぱい」も、最近です。

「おいしい」と言いながら食べるようになったのも。

 

信じられないくらい凹んでいる、彼女の短所。

みんなと比べれば、間違いなく遅れてる部分。

何を考えているのか、さっぱりわからない子。

 

それから、これとは別の問題として、ある障害のグレーゾーンだと思われる部分も持ち合わせています。なんの障害かは伏せておきますが。

こちらの工夫でどうにかなる問題ではないから、対応に困る子です。

 

 

けれど、

言語に関しては、かなり発達が早いです。45分間も絵のない絵本を聞き続け、感動して涙を流したこともあるくらい。

もうすぐアルファベットもマスターしそうです。(やってみたら?なんて1度もすすめたことないのに!)

 

それが、彼女の凸です。長所です。

 

凹には目をつむる。凸には目を向ける。

我が子のこととなると

簡単なことではないですよ。

しかし

親として目をつむる勇気を持つ、

その価値は大いにある!!

 

グッと、グッと、飲み込むんだ。