身の丈を知る

 

自信過剰で傲慢な態度を取り「何様気取りなのかしら?」と思われる人がいます。

空想のような理想を掲げて、それに程遠い我が身を嘆いている人もいます。

 

ズバリ言って、そんな人は距離を置かれることが多いですね💧

残念ながら本人を責めてもどうにもならない問題です。だって、とても根深いから。でも、そんなことが分かる人はあまりいないので、きっと周囲とトラブルを起こしがちでしょう。(→本人に悪気も自覚もないので、被害者は自分だと言い張ることもあります)

 

そして、さらにつけ加えると

そういった人物は自分がいかに傲慢でワガママか、ということにも気づきませんし、本当に上から発言できる自信の持ち主か、というと実はその反対で、極めて自分のことが分からないフワフワしている印象を受けます。子ども・大人は関係なく。

 

どうしてそうなるのか、おわかりになりますか?

 

 

 

自分の思いをぶつける経験の少なさゆえに、身の丈がわからないから です。

(前2回分のブログ参照)

 

とても親の権力が強くて主張できる環境でなかったり、過度に保護的・寛容的である親に育てられた場合、

子ども自身が内なる自分に気付きにくくなります。

 

つまり、どういうことか。

 

 

自分で自分の意思が感じられない状態になる

ということです。

 

 

そんなことあるの?と思われるかもしれませんが、けっこう普通に見られます。というか、確実に増えていると思います、そういう子。

自分が何を感じているのか、どう思うのか、といったことを意識させられて育っていないと、その子自身が自分のことに興味を持たなくなってくるんです。

 

 

これ、本当に危険だと思いませんか?

自立することと、かけ離れていますよね?