頼れる自分にしていく
「自分の力では、どうにもならない」
そう感じたときに人は泣く、という話をしてきました。
どなたかが亡くなったときも、もう「どうにもならない」から泣くのです。悲しみや悔しさの行き先がなくなって、もうこれ以上何もしてあげられない、どうすることもできない、だから泣くのでしょう。
映画を見て泣くのもそう。スクリーンの中に入って、声をかけることも助け出すこともできません。だから、自分の中にこみ上げた感情の処理方法が見つからないんですね。もう「どうにもならない」状況。
子どもも同じ。負けた、無くした、痛い、嫌なこと言われた…色んなストレッサーに出会ったときに泣くのは「どうにもならない」と感じているからです。
負けて泣かない子は、すでに前を向いています。次の手立てが何かしら浮かんでいるからです。もしアイディアが浮かんでいなくても、心の根底に「自分なら何とかできる」という自信があるはずです。どんな負け試合でも決して泣かない本田圭祐選手みたいに(笑)
ということは、ですよ。
「涙の数だけ強くなれるよ」ではなくって
「泣き止んだ数だけ強くなれるよ」なんですね。
泣かない子にするのではなくて、
泣きやめる子にする!んです。
こんな思いで子どもを育ててきたわたしは、よくこう言葉をかけてきました。
「泣いてもいいよ、泣いてもいいけど、泣き止もう」
って。(泣くのを無理に止めるのはよくないです)
泣き止んだときっていうのは、もう次を向いているときだと思ったんです。いつまでも泣いているってことは、どうすればいいのかわからない状態のままってことで。
だから、つまり
「自分には、どうにもならない」って
思わない子に育てれば、
あんまり泣かなくなる!
ということですよ。
う~ん、でもどうやったら泣きやめるようになるんだ?「頼れる自分」ってどうしたら育てられるのよ~?
ですよね~?
わたし、メチャクチャ簡単で覚えやすい方法を編み出しました!明日に乞うご期待です☆