人が「泣く」ということは
「泣く」の裏に隠れた
ある共通した思いって?
「泣く」を知れば
自分・子ども・相手を
冷静に見つめられる—―
せっかく読んでくれているあなたに
できるだけ伝わるように書いていきたいと思います。
❖「泣く」のウラにある感情 ❖
多くの場面にあてはめやすく
しかもみなさんが納得しやすい言葉がコチラ☟
なぜ人が泣くか?というと
「自分の力では、どうにもならない」
っていう思いが心のすみっこにあるから。
ん?わかったような、わからないような、ですよね。
ちょっと具体例を交えて説明していきますよ!
(知っていると便利だから、読み進めてみてください)
たとえば、赤ちゃんは自分ではほぼ何もできませんから
泣くしかありません。その方法しかない、んですね。
でも少し大きくなってくれば、自分でできることも増えます。泣くことも減ります。落としたら拾えばいいこと、転んだら立ち上がればいいこと、すり傷はほっとけば治ることなど、いろ~んなことを学んでいきます。
問題があっても→対処すれば→解決する
この流れを、いくつもいくつも経験していくうちに
「だから大丈夫なんだ」って思えるようにもなっていきます。問題=不安・絶望 にならないってことですね。
さらに大きくなって、大半のことができるようになってくれば、対処法も幅広くなってきます。そうなれば、
「自分の力ではどうにもならない」「自分一人じゃ何もできない」ってことが徐々になくなってきますよね?
つまり
「なにか困難なことに遭ったり、壁にぶつかったりしたときに(それなら、こうすればいいかな)って何か手段を思いつく力や経験と、それを(自分ならできそうだな、やってみよう)って思える自信、その2つが備わっているかどうかで涙が出る/出ないは決まる」
――と、わたしは分析しています(ちょっと堅いか。笑)
さて、みなさん!
おもしろいのはここからです(・∀・)
気になるのは
「これを、どうやって子育てに使っていくの?」
ってところだと思います。
ひとまず今日から、泣いている人にこっそり注目していてください。テレビの中の有名人でも隣の家の子どもでも誰でもいいです。
そして
「この泣いている人は(自分の力ではどうにもならない)って思ってるのね」というふうに見つめてみてください。