☆あいさつ
<輪になって電流流しながら、あいさつ>
▶わたしの意図と考察
なんだか、みんな新年度疲れ?どよーんな空気が出ていました(笑)
でも、ここで無理矢理「元気出せ!」「大きい声出しなさい!」みたいには言わないのがかっこう流です。「そりゃ、疲れるよね、まあいいや(笑)だんだん慣れるさ」って言いました。
この電流ながすよ~のあいさつも2回目ですが、もっと自然に心と体が開けて、エネルギーが湧きだすような始め方はないかと、思案中であります。
でも、回数を決めさせるのは面白いです。その子の体調とかやる気も性格もわかります。イメージと実際って、全然ちがうってことを知ってもらえるいい活動だとも思ってます。
特に、数っておもしろくって、「100回」って言うのは簡単なんだけど、実際にやってみるととんでもない数だったってことに気付いたりします。今度「100回」って言われたら、やってみようかな。
☆体ほぐし
<指キャッチ:二人組で「キャッチ」と言われたときに相手の指を瞬時に握る遊び>
▶わたしの意図と考察
う~ん、、、もう少し体全体を動かすほうが、今日のみんなには合ってたかな、という感じでした。みんな、まだ寝ぼけ顔。ま、ま、これが自然体なんでしょうね。正直、やらせてる感とやらされてる感を肌で感じ取ったわたし。
楽しくないことに価値はない。早々に切り上げ!(笑)
☆English activity
➀私はだれでしょう?早押しクイズ
<英語で自己紹介した物が何なのか早押し!>
使った単語
▶わたしの意図と考察
英単語を覚えるための活動ではありません。何をねらいとしているかと言うと、相手の言っていることをわかろうとすることです。コミュニケーションで大切なのは、自ら、相手の意識に向かっていくことです。
「わかろうとすること」「わからせようとすること」この両者が合わさってコミュニケーションがとれるようになります。
いくら発音がよく、どんなに単語力があっても、この二つがなければコミュニケーションは成立しません。
子どもたち、よく聞いていました。何かがヒントになるはずだと思っていたからでしょう。すごくねらいにハマった活動でした。よくわからなくていい、でも、その中で少しでもわかろうとする心構え、それが肝心です。だから、わからなかったことは気にしない、それでいいです。
➁Are you~?をつかって、みんなの正体を暴こう!
<Are you ~?を使って、みんなが何者かをあてるゲーム>
▶わたしの意図と考察
これ、あてるためだったら「who are you?」と聞くのが早いんですが、できるだけ英語を口に出してほしくてあえて「Are you ~?」と当てずっぽうで質問する形式をとっています。聞くのも言うのも下手くそ同士なら、お互い気にしなくていいのか、なんだか盛り上がっちゃって、子どもたちの体から「はい、もう1回やろう」ってオーラが出てたので何回もやりました。
見ていて気持ちがよかったです。おもしろいんですよ。勝手にやってるから。「先生、もう1回やっていい?」とかじゃないんです。当たり前に、またやるんだよねって感じでみんな動いてる(笑)みんな臆せずやっていたから、わたしの質問に自然に「Yes」とか「No」とか答えてくれるようになってきて、ノッてるのがわかりました。
☆おおかみとお母さんやぎ。本当に悪いのはどっち?
〈おおかみと7ひきのこやぎ。一番の悪者を話し合って決める〉
▶わたしの意図と考察
答えはありません。どちらでもいいです。これが「かっこう流」笑。
ねらいは、意見を持つこと、伝えること。思ったことをバンバン言うこと。自分が思っていることに間違いはありません。伝えないと伝わりません。
写真を見ての通り、わずかな時間のなかであっという間に面白い意見がズラリ。どの意見も素直だし、かと言って的外れのものもありません。答えがどっちだっていいって言われてるのって安心なんでしょうね。
でも、、こんなとき脳裏に浮かぶのは「いろんな子がここに来てくれたらいいな」ということ。絶対に意見を曲げない子とか、「どっちも悪くないんだから、そんなの決めたらかわいそうだからやめようよ」って言う子とかね。
個性の数だけ学べることがあります。その個性を存分に出せるような環境を作っていきたいです。
☆言葉の世界にひたる時間
<おならの詩を楽しもう>
▶わたしの意図と考察
新学期って、大人も子どもも神経使うんですよね。なんだかわからないうちに疲れたり、身体が緊張してたり。いつもは、穏やかなクラシック音楽に合わせて詩を読むんですが、今回はちょっと緊張を解きほぐそうと、「おなら」の詩をセレクト!笑
子どもたち、笑ってました。クスクスって。笑えるっていうのは、リラックス状態でないと出ない反応ですから、こちらとしては内心ガッツポーズですよね。なんせ、ボケーっとして入室してきてますから(笑)60分やったかいがあった、と。
頭も体もほぐれていい感じで終われました。
子どもたちの始めと終わりの顔が全然違いました!