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2018/3/31

➀体ほぐしの時間

足の甲を踏み合うゲームをしました。踏まないで、ただ逃げている子が出ないよう、今日はルールを少し変更。一人でも誰かの甲を踏んだら勝ち!にしました。お母さんも一緒に盛り上がりました。回を重ねるごとに、わたしをターゲットにしてくる子が増えて楽しいです。

 

➁トランプ大統領のカツラ作り完成

今日は、時間内に何が何でも終わらせること・最後の一秒までより良くなるように工夫することの2点をねらいとしました。時間内に終わらせるとか期日に間に合わせるとか、そういうことってよくありますよね。時計を見ながら進めることを教え、自分のペースと残り時間とを照らし合わせるようにしました。また、早く終わった場合、「終わったからもういい」ではなく「もっと良くならないか」を考えることはとても大切です。最後の3秒までカウントダウンし、全員が手を止めることなく作品作りに没頭しました。

 

③「おおかみと7ひきのこやぎ」文章に合う挿絵を探す

バラバラになった文章のカードと、それに合う挿絵をセットにする活動。すべての文を読まなくても、キーワードを見つけることでパッと場面を想起できるようになります。あえて本文すべてを使うことで、そんな読解の力を育てるのがねらいです。

みんなで迷った2枚のカードがありました。最初の1行だけで時系列がわかることを伝え、挿絵に頼らず、文の流れをつかめることを感じられたかと思います。こういう「なるほど」の積み重ねで、国語を嫌いになることなく、文章を読む力を育てていけたらいいな、と考えています。

 

④詩の世界にひたる時間

詩:「さくらの はなびら」まど みちお    ♬BGМ:アヴェ・マリア/シューベルト

えだを はなれて

ひとひら

 

さくらの はなびらが

じめんに たどりついた

 

いま おわったのだ

そして はじまったのだ

 

ひとつの ことが

さくらに とって

 

いや ちきゅうに とって

うちゅうに とって

 

あたりまえすぎる

ひとつの ことが

 

かけがえのない

ひとつの ことが

 

いつものように、床に寝っ転がって目をつぶり、詩の世界を感じてもらいました。

意味は難しくても、語感やリズム感に触れることで文学への壁をなくします。

読解力や想像力は、静岡県の学力調査で問題視されてきた部分ですし、どの教科にも生活力にも通じるものですね。

また季節感を味わうために、いま満開の「桜」をテーマにした詩を探してみました。